#843 小学生の自由研究のテーマはいたるところにある。
みなさん、こんにちは。
この時期、3ノット的には子どもたちの夏休みの宿題のことが気になります。
特に自由研究系のものは、息子が一人でやりきれる力も無く、見かねた親は多少なりとも手伝うことになります。そんな日常の一コマからの発見です。
案の定、失敗。
昨年の自由研究の「蝉の羽化」は大成功。今年は「リサイクル」をテーマに古くなったスノコを再利用し、娘用の踏み台を作ることになりました。
ということで、手先不器用なワタシと集中力3分というウルトラマン並みの息子のB型親子でチャレンジ。スノコをのこぎりで切り、足部分はハンズで購入して、ヤスリをかけて、二スや色を塗って、釘で打ちつけて完成!!というイメージでしたが、のこぎりで切るも曲がってしまい、ハンズで買った木材は思いのほか硬くて釘が曲がり、「まあ、何とかなるでしょ」と無理やり完成させたものの、娘が試しに乗ったら傾く始末。
アイデアはよかったのですが、明らかに素人丸出し仕様と安全性に欠けるため、あえなく断念。
それなりの時間とお金を投下してのチャレンジでしたので、その過程と失敗原因を提出しようとしましたが、、、そういう訳にもいかないようで、困ったことになりました。
アイデアはどこでもある。
さて、せっかくのアイデアが使えなくなり焦っている中、姉夫婦とワイワイ食事をしました。本来ならば、追い込まれた状態なので、自由研究に取り組む方がいいのかもしれません。
そんなとき、子どもたちはのんきに手作りのゴム動力のプロペラ飛行機で遊んでいます。
何気なく自由研究の話をすると、義兄さんが「その遊んでいる飛行機が一番効率よく飛ぶ方法を考える研究をしよう~」ということになり、(義兄さんは、理系で過去には紙飛行機大会優勝したこともあるとの飛行機名人だそうです。)
「ま、まさか、何気なく遊んでいたことが自由研究に??」
ワタシにとっては目から鱗です。
アイデアはどこでもある。
「研究とは、テーマを決めて、パラメーターを設定して、結論を出すんだよ。」ということを小学生にわかりやすく説明をしてくださるやさしい義兄さん。横で聞いているワタシの方が勉強になりました。
ということで、市販の飛行機をどうやって調整したらうまく離陸できるかをテーマに研究することになりました。
そのために、ゴムの巻き数、前と後ろの羽の角度の調整のパラメーターを決めて、その条件の下での浮く距離と高さを検証することになり、ほぼほぼお手伝いいただきました。
さらに、ベルヌーイの定理や滑空比なるものもわかりやすく教わっていました。
ここで思ったのは、アイデアはいたるところにあるということです。ワタシたちが考えていても思いつかないようなことを、いとも簡単に具現化してくれた義兄さん、自分の頭の固さを視野の狭さを実感した一コマでした。
◆近況報告◆
今日から仕事。
1日1新:九州の自然栽培米 純米吟醸酒。
1D1A:目標設定。
今日も一日感謝です。