その行動の結果、本当にマーケットに価値を提供できるのか?
会社で働いていると「今をもっと良くしたい。」と考えることがあります。
ものすごくいいことですよね。
現状の問題点を解決して、それを変えようと動くことは素晴らしいです。
そんなときに、どんな工夫が必要なのでしょうか?
よくあるのは、気の合う仲間と徒党を組むこと。
気の合う仲間同士だと、「これは問題だよな!変えないといけない。そう考える自分たちって正しいし、最高。」 と思い込むこと。
よくありますよね、こういう光景。
正義感が強いと、パワーはより一層大きいものになります。
しかし、ひとつ気を付けなければいけないことがあります。
その問題が起こっている背景には、歴史があり、経緯があります。
そして、それを良しとしている人もいるわけです。
さらに、マーケットから見て、それを良しとしている可能性もあるわけです。
にも関わらず、自分たちが正しいと思い込んで、単に自分たちが仕事をしやすくするために動こうとしていませんか?という観点が抜けていることがあります。
その観点を入れないで、自分たちから見える問題だけを取り上げて「よっしゃ、改革するぞ!」と言うのは単なる自己満足に過ぎません。
大切なのは、世の中の変化に適応させて、マーケットへ価値提供ができる工夫をすること。
「会社が古臭いから、変えなきゃいけない!」と正義を振りかざすのも良いですが、視野を広げて考えてみてからでも遅くはありません。
正義も大事だけど、マーケットに価値を提供するために、鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目でモノゴトを見る工夫をしてみましょう。
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