目標や成長も大事だけど、それだけだと人生が窮屈になるかも。

人生には「目標が大切」「成長が大事」と考えている人は多いです。

ボク自身も、在りたい自分をイメージして、目標を持って、目標を達成のために日々行動することは、とても素晴らしいことだと思っています。

だからと言って、目標が無く、日々何となく過ごすことが悪いことだとは思いません。

それはそれで楽しい人生だし、人それぞれだと思います。

ボクの考え方として、その昔、いつも夜遅くまで飲んで、休日は昼過ぎまで寝ていて、特に何をするわけでもなくテレビを見たり、ゲームをしたり、ぐうたら生活をしていた頃より、目標や成長を考えることで生まれる行動の結果、充実感を持てる今の時間の使い方ができているように感じるだけですが。

ただ、一方で、目標や成長のことばかりを考えてしまうと、視野が狭くなっているかもしれないって感じたことは無いですか？

言うても、ボクの目標や成長への行動レベルは低いですが、それでも自分の中の行動としては、昔と比べたらマシになったと思います。

普段の行動基準は、テレビを観ている時間があるならば本を読んだ方が良いと自然と体が動くし、ゲームをするならブログを書いこうと考えるようになったわけで。

ただ、目標や成長に関係のないと思うことに対しての拒絶反応も強くなります。

タバコをやめたらタバコの煙がものすごく気になり、自分がタバコを吸っていたにも関わらず、嫌悪感を持つような感じでしょうか。

目標や成長に関係のないことをしようとする自分に、「ああ、なんてオレはダメなんだぁ」と思うときがあります。

目標や成長に関係ないことと判断するのは、自分の頭の中で判断しているだけなのですが。。。

なんでそんなことを思ったかというと、朝のワンコとの散歩でのこと。

最近、朝の仕事前にワンコと散歩をするようになりました。

もともとは、ヨメからの「朝、時間あるんだから、散歩させてあげてよ！」というムチャブリがあり、（いやいや、あなたが少し早起きして散歩させてあげればいいじゃん）と思いつつ、仕方なくから始まったんですが。。

それまでの自分にとって、朝時間の20分はものすごく貴重。

その時間があれば本を読んだり、思考を整理したり、軽く運動もできて、充実した朝を過ごすことができるわけです。

なので、正直、ワンコの散歩は面倒でした。

しかし、ワンコと散歩をするようになって、今までに目に入らなかったものに気が付きます。

ワンコが近付く道端の花や、いちいちワンワンと反応する小鳥のさえずり、人懐っこいワンコなのでお年寄りに一目散に駆け寄ると「あら、かわいいワンちゃん」と声を掛けられて、軽く会話をしたり。

今までは全く気にしていなかったこと、むしろ無駄だと思っていたことを体験することで、不思議と心にゆとりや充足感を感じることがありました。

そうした目標や成長に関係のない時間というのも、とても重要だと思った次第で。

まとまりは無いんですが、そんなことを感じたので、こうした時間を持つことも意識しようと思います。