努力は自分、評価は他人。努力の量は自分で決めて、努力の方向性を決めるのは他人の評価。
「努力は自分、評価は他人。」
自己評価と他己
あなたもこの言葉を聞いたことがあるかもしれません。
「努力は自分、評価は他人。」 とは、どれだけ努力(努力を努力と呼ぶかはその人次第ですが)するかは自分が決める、その努力が人のためになっているか、成果につながっているかを評価するのは他人だよ、ということ。
例えば、プレゼン資料。
自分なりに努力をしようと、1か月の間、寝る間も惜しんで作成したとしましょう。
その人から見たら、「いや~、オレ、ものすごく努力したわ~」と思います。
しかし、 徹夜しようが、1か月かけようが、相手にとって価値がなければ意味がありません。
評価は相手がするものです。
にも関わらず、「オレは一か月の間、寝る間も惜しんで努力したのに、なんで評価してくれないんだ!」というのはおかしな話ですよね。
その気持ち、わからなくはありませんが。
ノムさんこと野村克也さんもこう言っています。
その人間の価値や存在感は、他人が決めるのである。人間は人の評価で生きている。自分の評価より、他人が下した評価の方が正しいのである。
努力の量は自分で決められるけど、努力の方向性を決めるのは他人の評価を意識する必要があるということですね。
間違えた努力をしないようにしたいものです。
よみがえるノムラの金言 野村克也が遺した言葉からはまだまだ多くを学べる
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