微差の積み重ねが絶対差。マーケティング力は、マーケティング3Kで決まる。
「マーケティングのチカラがある」とは、どういうことなのでしょう?
マーケティングのチカラがあるというのは、お客さまが買いたくなる仕組み、つまり戦わずとも勝てる仕組みがあるということに他なりません。
では、勝てる仕組みはどうやって作られるのでしょう?
これもまた、3Kが大事。
すなわち、マーケティングの強みをつくる3Kは、【企画】、【行動】、【継続】です。
まずは、【企画】。
言い方を変えると、戦略、目標、計画といったことです。
マーケティングの活動の中で何をするにも、目標があり、現状があります。
現状と目標のギャップを埋めるために、いかに戦わずして勝つかを考えることが企画です。
次に、【行動】。
行動無くして、変化なし。
言うまでもなく、企画だけして、行動をしなければ何も意味がありません。
そのためには、【企画】というものは、現場で動けるように具体策まで落とし込まなければ、全く意味がなく、使い物にならないことがわかります。
ここが、ものすごく重要。
多くの人や組織が行動できないのは、ここにあるんですね。
「戦略は理解した」、けれど行動できない会社は驚くほど多い。
その原因は、誰が、なにを、いつまでにやるのか?が明確になっていないことが多いんです。
組織では、組織の中のチームの役割があり、それぞれの事情があり、チームの間で温度感も異なるものです。
そして、行動しようにも、チームの間で「そっちがやるんでしょ?」とか、「ここがやるべきだけど、人が足りないからできない。そもそもあっちの部署が仕事をやらないからこっちの仕事が増えているんだ。」みたいないざこざが始まったりするんですね。
そうなると、社内調整が必要になって、恐ろしく時間がかかるんです。
最後は、【継続】。
これも当たり前の話ですが、今日一日頑張っただけでは何も変わりません。
ボクの好きな言葉でイエローハットの鍵山氏の「微差の積み重ねが絶対差」というものがありますが、まさに仰る通り。
日々の改善の積み重ねが、絶対差になります。
なので、【継続する環境】を整えることが大事です。
ということで、マーケティング力があるとは、マーケティング3Kが大事。
マーケティング3Kとは、企画、行動、継続です。
今からでも意識してみましょう。
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