人前で話すときに緊張しなくなるためには、話さなければならない環境があると効果抜群。
人が変わるには、3Kが必要です。
3Kとは、覚悟、基準、環境。
以前のブログに書きました。
特に、環境は大事。
環境によって、自分の成長度合いや未来が決まると言っても過言ではありません。
先日、「ああ、環境のおかげで自分も変わったなぁ」と思ったことがありました。
ボクは、人見知りで人前で話すのが苦手です。
もともと営業職だったにもかかわらず。
なので、常に「大勢の会議での発表や、お偉いさんの前でのプレゼンなんてやりたくないわ~」と思っていました。
しかし、仕事上では人前で話すことが多いわけで。
仕方なく人前で話すことになるんですが、まあ緊張するんですね。
緊張しないようになりたいなぁと思いつつも、緊張するのは仕方ないし、当たり前のことなので良いんですが、緊張して頭が真っ白になって相手に何も伝わらないといけないので、小心者のボクは事前に話す内容の構成を何度も練り直して、練習をしておくようになりました。
事前に万全の準備をしておけば、緊張の度合いも減るからです。
ただ、ここ数年は発表の場が増えて、直前まで発表の内容が決まらずに事前の準備ができないことも増えて、さらにアドリブに弱いボクにその場でいきなりフリをされて、急遽話さなければならないことも多くなりました。
そうなると、緊張しいで 、事前に準備をして万全の体制で臨みたいタイプのボクは困るわけです。
準備をしていないことに対しては、シドロモドロになって話している内容が自分でもわからなくなったり、意味不明なことを話してしまったりして、あとで「ああ、こう話せばよかったわ」と落ち込むわけです。
ただ落ち込んでいるヒマもなく、次から次へとムチャブリや展開と違うことが降ってくるのが当たり前の環境。
そうなると、常に考えて、常にフラれることを想定し、常にどういう人に、どういうことを、どういう順番で話そうか考えるようになるんです。
そして、発表のためにわざわざ準備をせずとも、常にあらゆることを想定して準備をするのが当たり前の状態で、いきなりフリで「何か話せ」と言われても、以前よりは動じなくなりました。
これはまさに、ムチャブリや想定外が当たり前の環境だからこそ身に付いたこと。
今では、逆に想定通りがつまらなくなり、ムチャブリがないと物足りなくなってしまうので、不思議です。
環境こそが人をつくる。
改めて実感した次第です。
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