売上を上げるために集客をするのは、間違いかもしれない。
ビジネスで「売上を月に100万円増やしたい!」と考えたとしましょう。
そんなとき、まず最初にあなたは何をしますか?
ここで、「やっぱ集客でしょ。よし、広告を打とう!どんな広告が良いのかな?」と考えたのであれば、危険信号。
少し立ち止まった方がいいかもしれません。
売上を上げる=お客さんを増やすというのは、あまりに短絡的過ぎ。
なぜなら、そもそも儲かる仕組みができていないかもしれないから。
どういうことか?
例えば、広告を打って、お客さんがドッと来てくれて、集客に成功したとしましょう。
しかし、あまりにお客さんがたくさん来客してくれて、逆に捌ききれなくてなってしまいクレームの嵐になったらどうでしょう?
一回限りの新規のお客さまばかりになって、馴染みのお客さんが来にくくなって離れていったらどうでしょう。
一時的な売上を獲得するために、良かれと思って取り組んだ広告は、実は愚策というわけです。
個人的な経験ですが、売上が上がらない理由が集客というケースは少ないんです。
売上が上がらないのは、お客さんが来てくれたらキチンと売上が上がる仕組みがないんです。
ご存じの通り、売上を上げる要素は3つしかありません。
- お客さんを増やす
- 客単価を上げる
- 購入回数を増やす
これだけ。
そもそも、お客さんが増えるような魅力的な商品やサービスがあるか?
その商品やサービスを利益が出る価格で買ってもらえるか?
客単価を上げるためのラインアップがあるか?
リピートをしてもらえる仕組みがあるか?
顧客リストを管理できるようになっているか?
などなど。
ちょっと固い言い方をすると、集客をするなら、売上が上がるビジネスモデルがあることが大前提になるんです。
売上が上がるビジネスモデルも、顧客リストを管理する仕組みも無いのに「よっしゃ、集客のために広告打つぜ!どんな広告がいいかなぁ。」というのは、ちょっといただけないわけです。
さて、あなたのビジネスは大丈夫ですか?
安易に広告や集客に走らない方がいいですよ。
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