マーケティングも人生も、正しい努力をするために必要な質は、とにかくマネをすることが大事。
マーケティングでも、日常の生活でも、料理でも、より良くしていくためには、正しい努力が必要です。
正しい努力とは、量と質の両方を間違えないことです。
「努力をしています」と言うと聞こえは良いですが、たくさんの時間を投じても、やり方(質)悪ければ、目標を達成することはできません。
逆にやり方(質)が良くても、投下する時間の量が少なければ目標を達成することはできません。
つまりは、量と質の両方がかみ合わないと、思ったような成果は出ないということです。
このときのやり方(質)について、ちょっと思ったこと。
最近、週に1回は、料理の本(友人に教えてもらった 世界一美味しい手抜きごはん 最速! やる気のいらない100レシピ を愛用)やクラシルを活用して晩御飯をつくっています。
で、つくっていて思ったのは、結局のところ、美味しく作るためには書いてある通りにするのが一番ということです。
どういうことかというと、書いてある通りではなく、色気を出して、ちょっと自分でアレンジをしてみようとすると、途端に美味しくなくなるということ。
自分でアレンジすること自体は、とても良いことです。
ただ、
「ちょっとニンニクが強めの方が美味しいかも。」
「オイスターソースより、他の調味料にしてみよう。」
といった感じでアレンジすると、結果的には、「食べられなくはないけど、美味しくはない状態」になります。
まあ、それは、ボクに料理のセンスがないからに他ならないんですけどね。
洋菓子をつくっている人に聞いたことがあります。
「レシピ通りに作ることがものすごく大切。ちょっとでも配合が違うと、味はまったく違うものになる。」と。
これ、目標を達成するやり方も同じです。
目標を達成するためのセンスが備わっている人ならば良いんですが、ボクのようにセンスがない人は、言われた通りにするのが鉄則。
自分なりにアレンジしたくなりますが、とにかく言われた通りにやってみることで質が担保されると思います。
そうして質を担保して、適切な量をこなして、成果が出てから自分なりのアレンジを加えれば良いわけです。
いわゆる「守破離」ですね。
料理も人生もマーケティングも、正しい努力をするための質を担保するには、自分なりのアレンジを加えようとするよりも、とにかく最初はやり方をマネをすることが大事ということです。
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