マーケティングでも何でも、慌ててもロクなことはないから切り分けて考えるクセをつけよう。
先日、トイレが壊れました。
流した後に、水が止まらないんです。
どうやらタンクの中が何かしら異常があるようで。
そんな状況になり、ヨメは「ああ、もう水道周り、全部ダメじゃん。」と言いました。
「・・・?全部ダメ?」とボク。
ヨメがこう言った理由は、ちょっと前にキッチンの浄水器の水がポタポタ垂れ出した(ヨメが部品購入と交換で解決)ことがありましたし、風呂場のシャワーもポタポタ垂れている(未解決)あったところに、今回の件が起こったので、すべてを関連付けて「全部ダメじゃん」と言ったわけです。
何となくわかりますよ、この考え方。
同じようなことが2つ、3つ続くと、さもすべてがダメになってしまったような錯覚に陥るんですよね。
でも、よくよく考えてください。
家の水回りがすべてダメになったわけではありませんよね。
洗面所も、風呂場も、キッチンの通常の水道も、大丈夫です。
さらによく考えると、今回のトイレの故障は他の”ポタポタ”とは違う原因があるのは明白。
水が止まらなくなったので、タンクを開けてみると、カポッとハマる?蓋みたいな部品がハズレていたことが原因でした。
とりあえず原因がわかったので、処置をして何とかなりました。
ここで慌てて工事業者さんを呼んだら、出張費を含めてそれなりの金額がかかるし、「全部を交換しないとダメっすね」と言われたりする可能性もあるわけです。
何が言いたいかと言えば、すべてを関連付けてしまったり、慌ててしまうとロクなことがないことが多いということ。
これはマーケティングの現場でもよくある話。
マーケティング施策を、2つ、3つ試してダメなときに、よくわからない人が結果だけを見てすべてがダメだと結論付ける。
そういうことってありますよね?
それは、ものすごくはもったいない。。
そういうときこそ、状況を落ち着いて把握して、切り分けて考えることが必要だということです。
切り分けて考えれば、原因を把握しやすくなり、対策も取りやすくなります。
ということで、トイレが壊れてもあわてずに、まずは落ち着いて考えましょう。
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