営業とマーケティングの違い。どちらも経験すると仕事をおもしろくする幅が広がる。

投稿者: | 2021年5月8日

営業とマーケティングの違い。どちらも経験すると仕事をおもしろくする幅が広がる。

営業とマーケティングの違い

マーケティングと営業の違いとは何でしょう?

 

ボクが社会人になって最初のキャリアは営業。

法人営業で既存顧客の掘り起こしや、飛び込みの新規開拓はもちろん、与信管理から集金、仕入先開拓などさまざま。

 

それをマルっとまとめて、お客様の利益と自分の売上予算の達成と債権回収までを営業の仕事だと教えられました。

営業の権限は幅広く、自分で考えて、自分で切り開いていくことが求められ、見方によっては厳しくて苦しいけど、基本的には自由でおもしろいものです。

 

そこから急転直下で、あれこれあって、マーケティングの仕事をしている自分。

このマーケティングの仕事、、最初は、ものすごく戸惑ったわけです。

何を戸惑ったかというと、考える時間軸や見る景色が異なることです。

 

営業は、自ら機会をつくって、目の前の機会をモノにして、自分の数字、チームの数字を押し上げればOK。

成果は売上や利益なので、ものすごくわかりやすいし、部分最適でもなんとかなるし、成果が出る時間軸も比較的短いわけです。

 

一方で、マーケティングはちょっと異なります。

 

マーケティングの仕事は、買いたくなる仕組みをつくること。

つまりは、自分の数字ではなく、全体を押し上げるために全体最適の仕組みつくり、会社として仕事の成果を出しやすく、つまりはお客様が買いたくなる仕組みを考えることが必要。

 

その仕組み作りのために、限られたリソースをどう配分をするかを考える必要があるし、成果が出る時間軸も長い。

 

営業みたいに自分で何とかできる領域は少なく、自分の知らない領域がからみ、理解をして、考えること、調整をすることが多くなります。

 

どちらの仕事の方が偉いとか、良し悪しがあるのではなく、どちらも必要な仕事ですし、どちらもおもしろいものです。

 

ただ、個人的には営業での現場感覚を持っていることが、マーケティングを考える上でもプラスに働いていると思っています。

もしどちらも経験できるならば、まずは営業、そのあとにマーケティングに関わった方が、仕事をおもしろくする幅が広がると思います。

 

 

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