マーケティングに必要なのは、イメージ解像度アップと自分磨き。
マーケティングで大切なのは、イメージを解像度高くすることと自分磨きです。
マーケティングは、一発ホームランを狙う仕事ではありません。
ボクの場合は会社で働いているので、会社の中期売上みたいな目標数値に沿ってモノゴトを考えます。
「5年後に100億円増!」という目標があれば、それを達成するために「じゃあ、とりあえずガンバろっか」というわけにもいかないので、何をするかを考えるわけです。
何をするかを考えるときは、まずイメージをつくります。
イメージというのは、100億円増を達成したときの状態です。
例えば、既存事業を拡大して達成するのか、事業領域を増やして達成するのか、全く新しい事業を立ち上げて達成するのか、達成したときにどんな状態だとワクワクするかをイメージします。
「こんなことしたいよね。」というのがぼんやり見えてきたら、今度はいわゆるマーケティングのフレームワークのPEST分析や3C分析、SWOT分析みたいな視点でザクっと考えます。
そして、ぼんやりしていたイメージにちょっと色が付いてきます。
そこから、こうしたらおもしろいよね、こんなリスクや困難が待ち受けていそうだよね、こんなピンチをチャンスに変えるような局面があるかもね、みたいに妄想をしていきます。
そんな風にしていくと、ゴールのイメージへの道筋が見えてきます。
それは、まるでスルーパスのような感じでしょうか(スルーパスをしたことはありませんが、、、)
YouTubeでサッカー特集みたいなものを見ていると、「何でそこにそんな絶妙なパスができるんだ??」と素人ながらに思うわけです。
きっと、その人にしか見えないスルーパスのコース、そしてそのパスからゴールを決めるイメージが見えているんでしょうね。
なので、ゴールが決まった状態へのプロセスとして、このスルーパスをこのスペースに、この強さで、この速さで、この回転で、パスを出すみたいなイメージが瞬時に浮かぶのでしょう。
さらに、そのイメージを実現できるスキルを日々積み重ねているわけです。
マーケティングでも同じように、イメージをして、そのイメージをより解像度高くして、具体的な行動に落とし込んで、それを実現できるように自分を日々磨いておくことが大事です。
さて、あなたの頭の中のマーケティング戦略には、イメージは鮮明な色がついていますか?
そして、それを実現するために日々自身を磨いていますか?
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