マーケティングが苦手な人のマーケティングの克服方法。
「マーケティングって、なんか難しそう」と思うのは、なぜでしょう?
「マーケティングってよくわからない」「マーケティングってなんか難しそう」そんな声を聞くことがあります。
そんなとき、ボクも「そうそう、そうなんだよね。」と激しく同意します。
ボクもずっと営業の仕事をしていて、あるときからマーケティングに関わるようになり、そのときにどこから手を付ければいいのかよくわからず、右往左往していた経験があるので、その気持ちはものすごくよくわかります。
なぜマーケティングは難しいと感じるのか。
ボクの場合ですが、部分的に知っているけど、前提となる基礎知識が無いので、アタマがごっちゃになるからだと思っています。
例えば、「マーケティングで大事なのはWEB集客だから、SEOが大事だよ」みたいな話を聞いたとしましょう。
これを聞いて、まず「WEB?」「SEO??」と言葉がわからない人もいます。(実際にボクはそうでした。)
なので、まずは言葉を調べるところから始まります。
で、言葉を調べると、ECサイト、オウンドメディア、検索エンジン、コンバージョン、セッションなどなど、さらにわけのわからない言葉が出てきます。
もうこの時点で「・・・もう難しすぎるわぁ」と心が折れます(実際、ボクはそうでした)。
ただここで諦めていたらお話になりません。
歯を食いしばって、「WEBって、言ってみればネットのことか」、「SEOって、検索したときに最初に表示されるようにすることなんだ」と理解できたとしましょう。
ところがどっこい、SEOの意味はわかったけど、SEOを調べていると他にもたくさんの情報に触れることになります。
「WEBでは広告が大事」とか、「SNSで集客が一番」とか、あるいは「メールマーケティングが重要」とかあるし、もっと言うと「キチンと戦略を立てるためにPEST分析とか3C分析してる?」とか言っていることもあるし。
そうなると、「SEOって本当に大事なの?」と懐疑的になってみたり、「えー、もー、何がなんだかわからなくなって、結局何から手を付ければいいの??」とアタマの中が混乱します。
つまり、ある程度のマーケティングに関連する言葉の意味を知らないとそれを調べるだけで次から次へと知らない言葉に触れることで疲れてしまうし、どれがどうやって関係しているのか整理できなくなって混乱してしまう。
これが、マーケティングがよくわからない、難しいと思ってしまう原因です。
では、難しいと思わないようになるためには、どうしたらいいのか?
これは、日々マーケティングの視点で考える機会を持って、マーケティング視点を自分の血肉にするしかありません。
日々の生活の中で、必ずマーケティングの視点で考える習慣を持つ。
例えば、ネットで検索することひとつとっても、検索結果の画面がどう変化しているのか、自分はなぜそのキーワードで検索したのか、どんな比較をしたくなったか、検索した後の自分はどう行動したのか、などなど。
そうしたマーケティングの視点で自分の行動をとらえてみると、日に日にマーケティングのチカラがついていきます。
これはマーケティングに限らず、勉強でも、スポーツでも、何をするのでも一緒ですね。
常にそのこと、その視点で考える習慣を持つ。
これを言ったらおしまいですが、結局のところマーケティングはカンタンではありません。
なので、マーケティングの苦手意識を克服しようと思ったら、日々マーケティング視点でモノゴトを考えること。
もしマーケティングが苦手だけど、マーケティングをやらないとマズイなと思うのであれば、まずはとにかく毎日マーケティングのことを考えてみましょう。
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