マーケティング力が格段に上がるには商品を紹介するときの初めの言葉を変えるだけ。
マーケティングの視点で、商品を紹介するときに大事なことは何でしょう?
商品を買ってもらうためには、当たり前ですが、まず商品を認知してもらわなければなりません。
そして、「その商品、マジ欲しい!買いたい!」と思ってもらう必要があります。
そのために、商品の説明をしますよね?
「この商品は、こんな高スペックです。」
「この商品は、こんなたくさんの機能がありますよ。」
といった具合で。
ただ、これだとなかなか買いたくなってはくれません。
なぜなら、あなたも聞いたことがあるマーケティングの格言「アナとドリル」を思い出してくれればわかると思いますが、「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である。さらに言うと、子供と一緒にそのドリルの穴にネジを指して作ったベンチで家族の笑顔を見たい。」 からです。
なので、いくら「このドリルの回転数は世界最高レベルで、たくさんのサイズの穴が開けられる最高のドリルです。」とスペックや機能を説明するより、一言「子どもと一緒に安全安心簡単に使えるドリルです。その理由は・・・。」と伝える方が良いわけです。
ボクも陥っていたのでよくわかります。
わかっているけど、なかなかできない。
できるようにするためには、どうしたらいいのでしょう?
これは、もう毎日の積み重ねしかないと思います。
その積み重ねとは、商品を説明し始める出だしをちょっとだけ意識すること。
「この商品は、」と始めるのではなく、「この商品を使うと、」で始めるんです。
「この商品は、」で始めると売り手目線で仕様や機能を伝えたくなりますが、「この商品を使うと、」で始めると、買い手目線でその商品を使った結果やメリットを伝えざるを得なくなります。
たったこれを意識するだけで、買いたくなる商品説明を書けるマーケティング力がつくかもしれません。
ぜひお試しを。
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