地味なマーケティングで微差を地道に積み重ねる。
「マーケティング」というと、魔法みたいに考える人がいます。
「エイっ!」と杖を一振りすれば全てが解決するかの如く、何かの施策を打ったら状況が劇的に改善する、そんなことを期待されることがあるんですね。
「マーケティングやっているんだから、それくらいのことはできるでしょ?」みたいな。
どうなんでしょう?
ボクにはそんなことはできません。
ただ、一発で状況を改善することはできませんが、コツコツと改善して売上が上がる状態に整えていくことはできます。
そのコツコツの改善は、とても地味なモノ。
お金を使ってパーッと広告を打ったり、ものすごいテクノロジーを取り入れたシステムを作るようなことはありません。
それよりも、地ならしをして、地に足を付けて、現状の整理と向かう方向を決めて、できることをひとつひとつ改善していく。
そんな地味さ全開なので、はたから見てもわかりにくいし、華やかさがあるハズもありません。
一発逆転ホームラン的な華やかさを求めている人は、絶対にやめた方がいいです。
ただ、そんな地味マーケティングを軸に微差を積み重ねてきたら、担当している数億円だった事業の売上は、3年で数十億円になりました(もちろんボクの功績ではなく、たくさんの人のおかげですが)。
さて、華やかに見えて部分最適を良しとする目も当てられないマーケティングと地味ですぐには成果につながらないけど土台をしっかり造るマーケティング、あなたはどちらを選びますか?
商品企画できない社員はいらない できない社員はいらないシリーズ
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