だから組織の仕事が上手く回らないんだ。
会社組織で仕事をする上で気を付けていること。
それは、言葉の定義、誰、数字と期限をハッキリさせることです。
会社の仕事は、いろいろな組織や人が協力して進めるもの。
モノを仕入れるのは仕入部、モノを売るのは営業部、お金のことは経理部、システムのことはシステム部など。
それぞれの部署が自分たちの役割を果たすことで、会社としての価値を提供できるわけです。
これがうまいこと機能していれば良いんですが、ときに歯車が合わなくて、ガタガタになる場合があります。
例えば「これはそっちの部署がやってくれるんでしょ?」とか、「この仕事は、あっちがやってくれるものだと思っていた。」みたいに、どこかで止まってしまうケース。
そして、部署間で「そっちがちゃんとやらないから、こうなるんだ」「勝手に進めるから、こんなになってしまうんだ」みたいに、いがみ合いが始まります。
特に、新しい仕事や取組みに起こりがち。
「内戦がある国は発展しない」と言いますが、内輪揉めをしていれば会社としての当然価値が下がります。
なので、特に新しい仕事は、最初にキチンと整理しておくことが大切です。
キチンと整理をするというのは、言葉の定義、誰がいつまでに、このクオリティで仕上げることを決めるということです。
例えば、「管理は、部署Aでしておいて。」といったときに、「管理とは、何なのかをハッキリさせる」とか、「チェックする数字の適正値はこれで、許容範囲から外れたら報告する」とか、「いつからいつまで管理する」ということをハッキリさせるということです。
いたって当たり前のことなんですが、曖昧にしたままの状態のことってありますよね。
なので、組織で取り組むときはハッキリさせるという当たり前のことを当たり前にすることがとても重要なんですよね。
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