ラテラル(Lateral)シンキング(水平思考)で事業開発を加速させる。
「ロジカルシンキングはカッコいい。」
ボクはそんなイメージを持っていました。
なので、「仕事ではロジカルに考える方が良い」という思考があったんです。
しかし、事業開発の仕事に関わるようになってからは、「ロジカルも良いけど『ラテラルシンキング』を意識しよっ」と思っています。
ラテラルシンキングって、ロジカルシンキングに比べて聞きなれないかもしれません。
ラテラルシンキングとは、一言でいうと「やられた!」という考え方。
言い方を変えると、ちょっとズルいような、そんなのアリ?みたいな考え方です。
例えば、5個あるオレンジを3人で分けるとき。
ロジカルにいくなら、一人1個ずつで、余った2個を均等に分けるとか、重さで分けるという発想になります。
一方のラテラルだと、どうなるか?
「現物のまま分ける」という思い込みを捨てて、ジュースにして分けるという方法もあります。
さらには、「その場でわけなければならない」という時間軸を変えて、オレンジの種を植えて、数年後になった実を分けるという方法もあります。
つまり、ラテラルは前提や多くの人が考える常識にとらわれないで、目的を達成するために自由に発想する方法です。
ラテラル(Lateral)とは「水平」という意味で、発想を横に広げてみようよ!という水平思考ともいわれ、ロジカルは、垂直に論理的に掘り下げていくので垂直思考ともいわれます。
もちろん、ロジカルが悪くて、ラテラルが良いということではありません。
ロジカルだけでは見つけられないこともあれば、ラテラルだけではモノゴトが進まないこともありますので、両方を上手く使っていくことが良いんだろうな~と思います。
特に、事業開発のように唯一の正解がない仕事に関しては、「それもアリだよね」っていうような発想が大事なので、ラテラルも意識したほうが良さそうです。
なんて言うことを、たまたまAmazonを見ていたときに目に入った ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門 を読んで思った次第で。
さて、ラテラルシンキングで事業開発を加速させます。
楽しみですな。
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