マーケティングとシステムの間で思う。

ボクは、マーケティングとシステムの間で仕事をしています。
主戦場はマーケティングで、お客様の困り事を解決する仕組み作りが仕事です。
その仕組みをつくるためには、システムや運用方法をつくることも必要。
マーケティングを組み立てるときに、システムを活用することが多くなりました。
例えばある施策をしようとしたときに、マーケティング側の考え方でいくと、「お客様が困っていることを解決するために」を最初に考えて施策をつくっていきます。
一方で、システム側の考えでいくと、システムでできることは限られていて、何か新しいことを始めるにもできるかどうか確認が必要だし、システムをどう活用したいのかがわからないと開発もできないし、やれ「工数が」とか、やれ「データがの持たせ方が」、やれ「連携が」とか、とにかく時間がかかります。
例えば、お客さんはカレーが食べたいのがわかったから、マーケターとしては「よし、カレーつくる仕組みをつくろうぜ」と言いました。
しかし、厨房では「いやいや、ラーメンしか作れないよ。材料も道具も無いし。」
マーケターは「いやいや、そこを何とかしてよ。」と言っても、厨房は「無理に決まってるじゃん」と平行線をたどるようなものです。
ここでお互いに「わかっていないなぁ」と不平不満を言ったところで何の意味もありません。
大切なのは、お客さんのためにできることからやろうとすることです。
カレーとラーメンの例ならば、「じゃあ、まずは間を取って、とりあえずはカレー風つけ麺(?)にしておくか。」みたいな。
そのためには、マーケターとしてお客さんのこととシステムのことの両方を理解して、できること、できないことを整理して、現状できることをやりつつ、未来に向けて自分たちの理想に近づけるように作り替えていく必要があります。
マーケターも、システムの人も、これを理解していないと仕事をおもしろくすることはできません。
通訳に例えるとわかりやすかもです。
通訳をするには、日本語も英語ができることが大前提。
そのうえで、現場の状況や伝える相手によって、置き換える言葉や伝えるスピードを変えたり、英語の知識だけではないことも必要です。
マーケティングの知識があるだけでは仕事にならないし、システムの知識があるだけでは、仕事にならないよってことです。
現場を知り、お客さんを知り、その上でマーケティングとシステムの間で困り事を解決するために最適なことをつくれないと仕事にはなりません。
そんなことを思った次第で、これからもマーケティングを組み立てるためにシステムを理解して、できることを増やしていこうと思います。
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