マーケティングの設計をしていない人が多すぎて。

投稿者: | 2021年3月26日

マーケティングの設計をしていない人が多すぎて。

マーケティング設計図

 

ビジネスは、慈善事業ではないので、儲からないといけません。

赤字だとステークホルダーに迷惑をかけてしまいますし、税金も納められずに社会貢献もできません。

 

しかし、なんの計画もなかったり、計画を立てているつもりでも計画になっていないままビジネスをしている人も多いです。

考えてみれば当たり前の話で、「なんとなくビジネスをしていたら、儲かるようになった。」なんていうことは、なかなかありませんよね。

 

なので、計画通りにはいかないけど、計画をたてなければ儲かるようにはなりません。

そして、儲かるようにするには、マーケティングが必須。

  

「マーケティング」と言うと、「集客のことでしょ?」とか、「商品開発のことでしょ?」とか部分的なことを指したり、「PEST分析とか、SWOT分析とか、3Cとか4Pでしょ?」とか、ちょっとボンヤリして焦点が定まらないことが多いです。

 

なので、ボクがマーケティングの計画をつくるときは、「マーケティングの組み立てよう」「マーケティングの設計をキチンとしよう」という表現を使います。

「組み立てる」「設計する」ために、手順があります。

手順といっても、ものすごくシンプルでたったの3ステップ。

  1. ゴールを確認する
  2. 現状を整理整頓する
  3. 現状からゴールへの道筋を整える

たったこれだけ。

ただ、やってみるとわかりますが、1のゴールが不明瞭だったり、2の現状が整理していなかったりすることはよくある話で、まずはゴールを設定することだけでも視界が晴れることがよくあります。

  

そして、3の現状からゴールへの道筋を整えるためには、分解が必要です。

例えば、「売上1億円にしたい」というゴールを確認 →現状は1000万円 →9000万円をどうやってつくる?となったとき。

「9000万円を気合と根性で何とかするぞ!」なんていうのは計画では達成できないので、いろいろな軸で分解します。

 

例えば、基本的なところでいくと、客数×客単価で分解したり、客数を新規客とリピート客で分解したり、売れている商品で分解したり、ECサイトならばセッション×CVR×客単価で分解したり、初回購入されている商品で見たり、2回目購入される率で見たり、競合の施策を参考にして分解してみたりするわけです。

それらの分解や視点を変えて出てきたことを”部品”と表現したりしますが、それらの部品を組み合わせて、マーケティングを設計していくわけです。

 

そうすると、ゴールへの道筋の解像度が上がり、タスクも明確になり、自分たちのやっていることがどうやってゴールにつながっているかを把握できて、コントロールしている感を持つことができます。

 

さて、あなたはマーケティングを設計できていますか?

できていなければ、一度設計し直してみるのも良いかもしれません。

 

 

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