数字に強くなるには、読解力が必要。
数字は大事というのは、誰もが知っています。
例えば、
営業の仕事で「とりあえず頑張ります!」と言うのと、
「売上昨対比で150%になるように、既存顧客1件当たりの年間購入金額を130%増やして、新規10件と取引を始められるように今月は50件にアプローチします。」と言うのでは、どちらの方がわかりやすいでしょうか?
言うまでもなく、後者ですよね。
具体的な行動と数字があるから、わかりやすいんです。
ただ、数字が大事と言っても、計算できたり、数字を読めるだけではいけません。
計算できる
数字が読めるというのは、「150は、ヒャクゴジュウと読むんだな」というレベル。
「売上昨対比で150%になるように、既存顧客1件当たりの年間購入金額を130%増やして、新規10件と取引を始められるように今月は50件にアプローチします。」
と言われたときに、数字が入っていてわかりやすいものの「150%売上アップをするために、なんで既存客の売上130%で、50件アプローチして、10件と取引が開始できるの?」
なぜその数字なのか、その数字がどういうストーリーになっているか、という読解力が大事です。
計算式を解くのはできても、その数字の行間や背景を読み解く読解力が必要だということです。
数字は読解力があってこそ使いこなせるもので、「数字に強い」となるわけですね。
さて、数字を読み解き、数字をサクサク使えるようになりたいものです。
ビジネスで差がつく計算力の鍛え方―――「アイツは数字に強い」と言われる34のテクニック
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