事業開発に必要な3つのスキルは、妄想して、おもしろがって、数字で整えるスキルです。
事業開発に必要なスキルは何でしょう?
コミュニケーションスキル?
情報収集スキル?
プレゼンスキル?
リーダーシップスキル?
ネゴシエーションスキル?
まあ、いろいろとありますよね。
どれも必要ですね。
その中で、ボクが必要だと思うスキルBEST3はコレです。
まずは、妄想スキル。
妄想は、事業開発に必須のスキルと言えます。
事業開発なんて始める時点で上手くいくかいかないかなんて、誰にもわかりませんよね。
そんなときに、上手くいかない理由なんて言うのは腐るほど思いつくんです。
考えれば考えるほど、自分にはスキルはないし、実績もないし、成功事例もないし、ないない尽くしで上手くいく気がしなくなります。
そんなときに、試合の流れを変えるシャビだけが見えるスルーパスのように、その人にしか見えない未来への一筋の妄想が頼りになります。
「こんなことできたら、こんな人が喜ぶし、あんな人も喜ぶし、こんな仕事も増えるし、そしたらこんな儲かるし、セミナーとか呼ばれまくるし、こんな大企業からコラボのオファーもくるし、本とかも書けちゃうし、本を書いたらサイン会とかできるし、女の子からモテるし、めっちゃおもしろいやん(なぜか関西弁)」くらい妄想して、妄想して、妄想して、その妄想に色をつけて、解像度を上げて、原動力に変えるんです。
そうでもしないと、事業開発なんてカンタンにはいかないものですから、できない理由に埋もれてしまい、前に進めません。
ボクが憧れる鮒谷さんも妄想の大切さは大いに語られていますし、こんな音源も販売されています。
次は、おもしろがるスキル。
妄想スキルに似たような部分もありますが、順風満帆に事業開発が進むなんてあり得ません。
山あり谷あり、逆境ばかりで、上手くいかないことばかりです。
そんな状況にいちいち落ち込んでいたら、体がもちません。
なので、そんな状況をおもしろがれるスキルが必要。
「いや~、こんな逆境、後々成功したときにめっちゃおもろいネタになるやん(ここでもなぜか関西弁)」と、どんな苦しい状況でもおもしろくしてしまう思考スキルが大事。
俗に言うポジティブ思考ですね。
最後は、数字で整えるスキル。
妄想スキル、おもしろがる思考スキルときて、最後に必要なのは数字で整えるスキル。
妄想とおもしろがるスキルで、「わーいわーい、なんとかなるし、なんとかなりそうな気がするわぁ」と盛り上がっているところに、冷静に「その妄想をおもしろがっているけど、実現するために何が必要なの?」と、メガネに手をかけてクイッと上げて、キラーンと光らせて突っ込みを入れるようなイメージです。
「妄想もいいけど、実現するためにどんなことをやったらいいの?」と。
「そのタスクは、どんなことを根拠にしていて、それをすることでどんな数字が変化するの?」
「数字でしょ、数字。KPIが大事でしょ。数字で語ろうよ。」
という感じです。
例えば、ラーメン屋さんで年間3億円売りたいとしましょう。
営業日数を300日としたら、1日100万円売らないといけません。
仮に席が20席ならば、10回転で200人、一人5,000円のラーメンを売らなければならないので、いくら妄想したところで「いやいや無理っしょ」となります。
机上の空論でもいいから、「その数字は現実的なの?」という視点で考えるわけです。
この場合ならば、3億円にするために通販限定ラーメンセットで1億円、お店を増やして席数を増やして2億円みたいにして「その数字ならいけるんじゃね?」と思えるところまで数字を整えるスキルです。
これがなければ、本当にただの妄想で終わってしまいます。
ということで、事業開発をするならば、妄想して、おもしろがって、数字で整えることが大事ということです。
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