#831 チームの力を引き出すためにボクがやっていること。
みなさん、こんにちは。
ボクの仕事は、メンバーに協力してもらって、会社の価値を上げることです。なので、ことあるたびにその人の考えを聞くようにして、その上で全体の流れの中での役割や期待していることを話すようにしています。
その中で常々言うことが、「なぜ?を考えること」を大切にしようということです。普段直感でしか考えない自分が言うのもおかしいですが(汗)
つい派手なプレーをしたがる自分。
スポーツをしていると、とにかく派手なプレーをやりたがります。
キャプテン翼で言えば翼君のドライブシュートよりも、立花兄弟のスカイラブハリケーンや次頭君を加えたスカイラブツインシュートといったアクロバティックなプレーを、スラムダンクで言えば、レイアップシュートよりダンクシュートといった具合です。
遊びでやる分にはいいですが、試合に勝とうと考えているチームであれば、きっとそんな練習はやらないはずです。それは、テクニカルなプレーをすることよりも大切なことがあるからです。
長期視点を支える下半身トレーニング。
さて、会社を見てみると、スカイラブハリケーンのように、派手でわかりやすい施策が好まれる傾向があります。
特に売上の調子が悪くなると、(墜落してしまうのは困りますが)目先しか見えなくなり、我慢できずに焦ってしまい、焦るから短絡的に結果に結びつきそうなことやとにかく売上を詰め込んだり、それが原因で変な方向へ進んでしまうことはよくあります。
短絡的なプレーは見栄えは良いけど、長期的に良い結果をもたらすものとは限りません。
多くの人がわかっていますが、テクニカルなことができるよりも、しっかりと下半身を鍛えることが大切です。テクニカルなプレーができるようになるのと、下半身をキッチリ鍛えるのでは、やり方も意味が違います。
時には派手なプレーも必要ですが、それがシッカリと考えられたものなのか、次につながることなのか、そこが大切です。
常に「なぜ?」を考えるチームは強い。
今ボクのチームでは、多くの「なぜ?」を意識的に考えるようにしています。
それは、チームの施策を打ち出す時に必要な下半身部分が、多面的に考えることだと思うからです。
お恥ずかしい話、今まではあまり考えずに施策を打っていました。「とりあえず売上を作らなきゃ!」という視点で、その施策の効果、どんな効果を期待しているのかを考えていないので、検証もあいまい、次の施策へ活かせず、結局尻つぼみ。
「それ、おもしろい!」とフットワークを軽くすることは大切ですが、そこに自分たちの仮説や効果への道筋、いろんなアイデアを持ち合わせていけるようにすることが大切です。
なので、今、最も苦手な数値やグーグルアナリティクスを駆使して、データ収集、分析、仮説、効果的な施策を模索しています。
ということで、Sさんが共著で出版された本を読み返しました。オススメです。
■近況報告■
今日は、これから社内MTG、社外MTG、社外セミナーです。
1日1新:LINE本社。
1D1A:顧客セグメント分け。
今日も一日感謝です。