努力の方向性を間違えていると目も当てられない。
努力って大事ですよね。
世の中には、努力をするというのは素晴らしいっていう価値感がありますよね。
「努力した者が成功するとは限らない。しかし,成功するものは皆努力している」 とベートーベンさんも言っていますし、 「努力は必ず報われる」とも言われますし。
ただ、ひとつ注意したいところがあります。
それは、成功をするためには努力は必要だから、成功していないということは努力が足りない、もっと努力しよう!と安易に考えてしまうこと。
「成功していないのは、努力の量が足りない。だから、もっと頑張れば良いんだ!」
というのは、とても危険。
例えば、、、
サッカーが上手になりたいのに、バットを振って素振りをしていても、サッカーはうまくなりません。
にも関わらず、「努力が足りない」といって素振りの回数を増やしても、サッカーは1㎜も上達しないでしょう。
「いつやるの?今でしょ」でお馴染みの林先生はこう言っています。
「努力は裏切らないって言葉は不正確だ。正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない。」
仰る通りですね。
サッカーが上手くなりたいならば、サッカーをする場所で、サッカーが上達するための練習(やり方はわかりませんが。。)を、十分な練習量が必要なわけで。
むやみやたらに努力をしても、なかなか成功はできないってことです。
これはマーケティングでも同じことが言えます。
「売上を上げたい!」と集客ばかりに目がいって、実は集客ではなく他の努力が必要かもしれないのに、懸命に集客をしているわけです。
仕事にせよ、自分のことにせよ、日々正しい努力をしたいものです。
東大式 目標達成思考 「努力がすべて」という思い込みを捨て、「目標必達」をかなえる手帳術
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