サラリーマン複業したいと言いながら行動できない理由はシンプルです。
「サラリーマン複業して、変わりたい!」と口では言うものの、何一つとして行動できない。
行動できないから、何も変わらない。
何も変わらず気が付けば歳だけを重ねて、オッサンになっている自分に気付く。
そして「このままじゃヤバい。。」と思い、また「サラリーマン複業して、変わりたい!」 と口で言う・・・そしてまた同じループにハマる。
そんな状態の人も多いと思います。
では、なぜ口では「変わりたい!」というのに行動できないのか?
行動をしない理由はものすごくシンプルで、実は本当に困っていないから。
言い換えれば、行動する理由が弱いからです。
例えば、歯。
あなたも虫歯が無くても定期的に歯医者に行って、メンテナンスをした方が良い方がわかっているはず。
でも、なかなか行けないものですよね。
でも、急に歯がものすごく痛くなったらどうしますか?
どんなに忙しくても、歯を削る独特なキュイーンという音が嫌でも、医者に行きますよね。
歯が痛くて耐えられないというどうしようもなく強烈な理由があるから、歯医者に行くわけです。
これと同じで、サラリーマン複業のための行動をしないのは、しなくても困らない歯が痛くて耐えられない状態ではないからです。
毎日の会社の仕事が嫌でも何とか我慢できる範囲で、たまに楽しいことがあったり、ボーナスがもらえたりすると、心のどこかで「まあ、この状態も悪くないな。」と思ってしまいます。
そうなると、行動しなければいけない理由はどんどん小さくなっていき、全く行動しないわけではありませんが、時間ができたら、仕事が落ち着いたときだけ、のちょろちょろレベルの行動になるわけです。
そんなちょろちょろレベルで、サラリーマン複業で会社の給料を超える金額を稼げるはずはありません。
とするならば、行動せざるを得ない理由をつくるしかありません。
行動せざるを得ない理由をつくるのは、いたってカンタン。
友達でも、仲間でも、宣言して約束をしてしまえばいいのです。
宣言して、約束をしてしまえば、やらなければならないですよね?
ということで、ボクも友人と約束をしました。
それを約束したときに、「来週から会社の予算組みや新年度の戦略策定、メンバーの配置、面談、プロジェクトの進捗管理もあるし、複業で相談されていることもあるし、時間無いな。。」とウっとなったんです。
しかし、約束をしてしまったので、何とかやらなければならない。
やるためには、時間を捻出しなければならない。
時間を捻出するためには、やらないことをバサッと切らなければならない。
時間があるからできるのではなく、やろうとするから時間を無理矢理つくって行動するわけですね。
行動すれば、きっと何かしら変わります。
さて、今月来月と会社でも複業でも猛烈に行動せざるを得なくなったので、3月終わりの頃の変化が楽しみです。
なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント (日本経済新聞出版)
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