だから、あなたの仕事はうまくいかない。
あなたは、今の仕事がおもしろいと感じていますか?
もし「おもしろくない」と感じているならば、それはその仕事を自分事として考えていないからかもしれません。
先日、こんなことを友人と話しました。
「部下やメンバーに仕事を任せると、2つのパターンに分かれるんだよね。」と。
どんなパターンかというと、、、
ひとつは、1から10まですべて説明するのはもちろん、その背景や予備知識として100を説明しないと任せた仕事が明後日の方向へ進んでしまう人。
もう一つは、1を伝えると10まで理解したうえで、依頼した内容の200%、300%で返してきてくれる人。
その差ってどこにあるんだろう?と思ったわけです。
そのポイントとしては、2つ。
ひとつは、目的を理解しているか?
仕事を依頼するときは、何かしらの目的があります。
目的の理解が違っていれば、一生懸命頑張って仕事をして明後日の方向へ進んでしまいます。
限られたランチタイムでラーメンを頼んでいるのに、気をきかせて丹精込めてこだわりのチャーハンも一緒に出すようなものです。
「いやいや、お昼ご飯でお腹がすいたから、サクッと食べられるラーメンを頼んだでしょ?」というと、「せっかくなので、美味しいラーメンに合うチャーハンも一緒にどうかと思って、時間をかけてこだわりチャーハンをつくりました!」といった感じです。(わかりにくい。。)
まずは、目的をキチンと理解することが大事です。
もうひとつは、自分事として考えられるか?、つまりは主体的に動けるか否か、です。
言い換えると、頼んだ側に体を入れ替えて考えられるかってことです。
例えば、ラーメンを頼まれた人が小さい子供を連れてきているならば、取り分けるための小皿を一緒に出そうかなと考えられるか、それともラーメンを頼んだからラーメンだけ出せばおしまいと考えるか、どちらの方がいいかってことです。
自分事としてイメージを持つことの積み重ねが、その人の仕事の厚みをつくり、仕事をおもしろくできるのだと思います。
さて、あなたはどちらのパターンに当てはまりますか?
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