モノゴトが思い通りに進んだら、人生はおもしろくなるの?
世の中には、思い通りにいかないこと、上手くいかないことばかりですよね。
会社では思うように仕事が回らないかもしれないし、理想の人間関係の中にいないかもしれないし、希望する経済的な余裕がないかもしれないし、未来に対して希望が持ちにくい状態かもしれないし、お腹の肉が思った以上についているかもしれません。
そうしたいろいろな不満や不安があると、何とか自分の望む状態に近付けたいと思います。
そして、世の中の「こうすれば上手くいく」「誰でもできる●●の方法」といった成功法則みたいなものに飛びついて、手っ取り早く成果を出そうと考えます。
そうした行動自体、マネすること自体は、とても良いと思います。
しかし、その言われている通りにやってうまくいかないときの行動が重要。
このときの行動は、二通りに分かれます。
一方は「なんだこの方法、ダメじゃん。」と、次から次へと新しい方法を探す人。
もう一方は、その方法を自分なりに微調整してみる人。
人は、そうした方法をそのままやればうまくいくと思いがちですが、その通りにやってうまくいくことなどほとんどありません。
そりゃあそうですって話です。
人それぞれ、今まで積み重ねてきたものが違うし、それぞれの特徴があるし、環境だって違うんですから当然ですよね。
じゃあ、それらの方法が悪いかと言えば、そんなことはありません。
必要なのは、チューニングです。
例えば、野球選手で、同じ打ち方をしている人はいません。
もし誰でもホームランが打てる方法があるのならば、みんなが同じ打ち方になりますが、実際にそんなことはありません。
それぞれが、それぞれの状況や自分に合った形に調整して、最適な方法を編み出しています。
基礎や基本の上に、それぞれが微調整に微調整を重ね、さらに日々微調整を続けて自分に合う方法を組み立てているんですね。
世の中は動いています。
日々微調整を繰り返し、日々最適な方法を探し続けることが大切です。
「いやいや、すべてがパパっと思い通りになのが良い」という人もいるかもしれませんが、逆に聞きたいんです。
すべてが思い通りにいけば、人生おもしろいんですか?と。
そして、そうした工夫こそが人生のおもしろさだと思う次第です。
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