#825 「女性向けだからピンク色」という思考レベルは危険。
みなさん、こんにちは。
当たり前ですが、いたるところに自分の知らないことはたくさんあります。だからこそ、いろんなことに興味を持ち、自分で動いて、情報を得ることが大切になります。
人見知りのボクが飲み会で女子とガンバって話す理由は、ここにあるという話です。
情報収集をしているか。
ボクが関わっているEC事業では、コンシュマー向けのサイトもあります。お客様は、30歳前後の女性なので、女子心を知ることはとても大切です。
情報収集のために、この大きな体で、本屋に行けば女性誌を立ち読みするし、その雑誌のレイアウトや色使いを学んだりしていると、他の女性から変な眼で見られたりすることもあります。最初は恥ずかしさがありましたが、今では「え?3ノットですけど、何か?」という境地に達しました。
そういうマーケットリサーチも必要ですが、女子から直接話を聞くことはもっと大切です。
とはいっても、40歳手前のB型男子のワタシ。お金を払えばその機会はたくさんあるのでしょうが(笑)、3ノットなのでそういう訳にもいきません。
飲み会で話をする=情報収集。
昨日は、元職場が同じで今はアメリカで働く友人が一時帰国していたので、会社のみんなでワイワイ飲みました。そういった機会は女性陣も来るので、積極的に話を聞くようにしています。
最近の恋愛事情、仕事観、ファッションスタイル、マネーライフ、ライフスタイル、女子から見た男子、理想の結婚像、20代から見る30・40代の女子、最近のデートコース、デートする曜日や時間、どんなときに男子にドキッとするか。
一見ただの会話に聞こえますが、そこは職業病でつい根掘り葉掘り聞いてしまいます。そして、「アプリの200円は高いけど、特別仕様のハーゲンダッツ300円なら安いと感じる感覚」「彼氏と食べるハッピーターンとカントリーマアムの精神的ハードル」といった一次情報を自分の情報ソースとして活用しています。
机でウンウン考えても仕方ない。
新商品、プロモーションや施策を考えるときに、ストレス発散に女の子がいるお店に行っているオジサンたちが会議室の机でウンウン考えても、きっとターゲットとしている30前後の女性のお客様に刺さるようなものは出てこないでしょう。
せいぜい「花柄でかわいいやつ」「ピンク色にしたらいいんじゃないか」レベルのアイデアでしょう。
街には情報やいろんな事例があふれています。そこにアンテナを立てるかは自分次第です。
商品やプロモを考えることになってから、重い腰を上げて、雑誌やネットで情報を収集していてはプロの仕事はできません。自分で動いて、聞いてみることで、その世界を知りに行く必要があります。
■近況報告■
今日は、会議、資料作り。
1日1新:新しい中華屋でランチ。
1D1A:作業タスク整理。
今日も一日感謝です。