人を動かす。人に動いてもらうには、人が動きたくなる工夫をすればよい。

投稿者: | 2020年11月22日

人を動かすには、人が動きたくなる工夫をすればよい。

 

いつも思いますが、仕事は人と人の間にあります。

一人ではできません。

 

特に組織で動くときは、その仕事が動かすお金が大きければ大きいほど、他部署やいろいろな人に協力してもらうことになります。

ただ、組織あるあるで、新しいことを始めようとして、他部署に協力を依頼したら「いやいや、わかるけど、今手が空いていないからムリ。」とか、「そんなことやる人員はいないよ。」といった感じで、動いてくれないみたいなことはよくある光景です。

  

そんなとき、大上段から正論をぶつけても、人はなかなか動いてくれません。

もちろん、自分が言っていることが正しいのかもしれません。

正しいからこそ、熱くなって「なんでわかってくれないんだ!」と不満に思うかもしれません。

  

しかし、相手からしたら面倒くさいかもしれないし、理解ができないかもしれないし、もっと良い方法を考えているかもしれない。

 

なので、こんなときこそ冷静になって体を入れ替えて考えてみましょう。

 

ボクもそんな経験をたくさんしてきたので、自分なりに人が動きたくなる工夫をしています。

 

それが、この3つ。

 

まずは、基本の相手の話を聞く。

相手には相手の事情があります。相手は、今どんな状況で、どんなことに困っていて、どんなことを考えているのか、最近の成果はなにか、などいろいろと相手のことを聞くようにしています。

 

次は、言い方を変えてみます。

「こうすることが決まったので、こうしてください。」と言うよりも「何とかお願いします!」、「何とかお願いします!」よりも「相談させてください!」、「相談させてください!」よりも「助けてください!」みたいに、相手に動いてもらえる言い方を考えてみることも大切です。

 

言うタイミングと場所を変える。

人は、機嫌のいいときもあれば悪いときもあります。 会議室や公の場だと、言いにくいことや言えないことがあることも理解できます。 だから、朝の通勤時間を合わせてみたり、一緒に飲みに行ったとき、機嫌が良さそうな週末に近い曜日など、了承を取りやすいタイミングと場所を考えるのも重要です。

 

ひとつ言えるのは、大上段から正論だけをぶつけたり、自分の思い通りに動いてくれないからといって子供のように自分の感情をぶつけたり、相手を追い込むようなことをしても、動いてもらえないということ。

相手に動いてもらうようにするのも、自分なりの工夫が必要です。

   

ちなみに、仕事をする上で、人を動かす は必読書です。

まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみましょう。

家庭内平和も保たれます。

 

  

  

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