#824 ヨメの寝起きに学ぶ”リカバリー幅”の大切さ。
みなさん、こんにちは。
仕事には、問題やトラブルがつきものです。営業に関して言えば、結果的には同じに見えても、そのプロセスは自分が思い描いた通りにいくことは、ほぼないでしょう。
思い通りにいかないからといっていちいちイライラしていたら、体がいくつあっても足りません。思い通りにいかないのが当たり前であり、それをどれだけ受け入れて、目指す方向へ進められるかが大切です。
さて、そんなことを思った3ノット的出来事をご紹介。
ヨメのリアクションにムカッとするということ。
3ノット的ライフを送っていると、少なからずヨメとのコミュニケーション問題が起こります。その多くは、お互いがの求めているところのズレが原因です。
例えば、我が家の場合。
朝、気持ちよく「今日は涼しいなあ、朝だ、起きよう!」とヨメを起こしました。ボクのイメージでは、さわやかな朝にピッタリな「よし、今日も一日頑張ろう~」的なリアクションを期待していましたが、、、その爽やかなイメージとはかけ離れたものでした。内容はご想像にお任せします(笑)
さて、そうなると器の小さいボクはムッとしてしまう訳ですが、ここに思考のバグがあることに気がつく訳です。
クレームがたくさんあってよかったこと。
さて、話は変わって、仕事でのクレーム。御客様と期待していることと、営業の対応や製品の仕上がりのズレが原因でクレーに二なることは多々あります。
ボクの基本的な考えは、致命的に近ければ近いところからリカバリーするクレームや問題は、若いうちにたくさん経験しておいた方がいいと思っています。
ボクは冴えない営業マンだったので、致命傷になったクレームや問題をたくさん経験しました。(何の自慢にもなりませんし、そのたびに、たくさんの方に御迷惑をかけて、協力してもらって、今の自分があるわけです。)
その結果、今では問題があっても動じなくなり、落ち込む前にすぐにリカバリーする方法を考える癖がついたということです。部下や後輩が問題を起こしても、今までの数々の経験知から「さて、どうやってリカバリーするかな。」と冷静に考えられる訳です。(というのはウソで、いつもつい感情的になりますが、、、)
振れ幅を広げる努力をする。
仕事でたくさんの失敗を経験すると、対処方法や気持ちの処理方法の選択肢が増えて、対応力の幅が広がります。もちろん失敗しないで突き進めることが理想ですが、ボクの場合はいろいろと経験させていただいた結果、経験から得た幅の広さをリカバリー力として活用しています。
ヨメの話に戻します。
ボクが期待していた寝起きリアクションとズレがありムッとする訳ですが、それはヨメが悪いのではなく、ボクの期待しているリアクションの幅が狭いことが原因です。
ヨメの寝起きリアクションに対して、「オレ様が起こしてやっているんだから、しっかりそれなりの起き方をしろよ~」と思うのではなく、「こう来るかもしれない。いや、今日はこう来るかもな。」と自分の中でリアクションに対するリアクションの選択肢が少なく、リカバリー幅を持たせられないことがムッとする原因なんです。
そんな”リカバリー幅”を広げるためにも、日々いろんな方とお会いして、そのヒントを活用しています。
■近況報告■
今日は、内務処理に社内MTG。夜は、ボクより漢字に詳しい漢字検定の資格を持つアメリカから一時帰国中のいB氏を囲んでの飲み会予定。
1日1新:作業用BGM。
1D1A:作業タスク整理。
今日も一日感謝です。