会社のビジョンをつくるには、妄想力が欠かせない。

投稿者: | 2020年10月20日

会社のビジョンをつくるには、妄想力が欠かせない。

ビジョンをつくるには、妄想力が欠かせません。

 

ここ1か月ほど、会社のこの先100年のビジョン作りに関わらせていただく機会に恵まれています。

でも、ビジョンって考えれば考えるほど奥が深い。。

ビジョンとは何かといえば、北極星のようなもの。

自分たちがどう在りたいか、そう在るためにどういう意思決定基準や行動規範を持つか、というものです。

  

この本を読んでおけば、「ビジョンを考えよう」となったときでも慌てずにすみますので、社会人ならば一読をおススメ。

ザ・ビジョン[新版] やる気を高め、結果を上げる「求心力」のつくり方

  

ただ、この前のブログでも書きましたが、ビジョンが大切なのはわかるけど、実際に作ろうとすると、その難しさに悶絶します。

 

ビジョンを考えるときって、意識しているいないに関わらず、つい「できるか、できないか」で考えてしまいがち。 

「現状がこうなのに、そんなこと無理でしょ」とか、「そんな大きなことを言ったら、今できていないのに恥ずかしい。」みたいな。

  

さらに、誰しも少なからず固定観念を持っていて、考え方が凝り固まっているので、可動域が少なく、手の届く範囲でしか考えられない症候群に陥ってしまいます。

  

しかし、ビジョンはそんなに小さくまとめるものではありません。

 

ビジョンというものは、今できているか、できる可能性が高いか低いかは関係ありません。

それに、将来それができていないなんて、誰も証明できません。

今の自分の頭の中だけで考えるとできないかもしれませんが、ビジョンをつくって、そこへの道筋を考えようとする機会をつくらなかったら、ずっと現状のままになります。

  

だから、できるできないは関係なく、「自分たちがどう在りたいか?」のビジョンを言葉にしておくことが重要。

そこから、どう実現するかを考える機会を増やし、試行錯誤が始まります。 

  

なので、小さくまとめようとするのではなく、とりあえず今イメージできる限界の妄想をして、その限界の妄想から見えるまた先の限界の妄想をして、自分のイメージ領域を広げてみましょう。

 

と言いつつ、ボクが妄想をしているときの頭の中は、凝り固まった体で、いきなり柔軟体操をさせられて「ひえー」と悲鳴を上げているような感じですが。。。

   

さて、どんなビジョンになるのか?

ビジョンをつくることで、少しは頭の中も柔らかくなるかな。

  

 

      

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