本気度は数字で表せないけど、見ていればわかるもの。

「頑張ります！」という言葉は、とても便利です。

その昔、ボクもよくこの言葉を使っていました。

自分が営業の頃、売上が悪いときに

「来月は頑張ります！」「とにかく頑張ります！」と言った感じで、

反省しているように見せながらも元気よく言うと、

なんとなくその場は収まるわけですね。

当時の営業の頃は、「頑張ります！」というと、

「そうか、頑張れ！」で話が終わることはなく、

売上を上げるために「訪問件数を増やす」であったり、

「新規顧客を1ヵ月で10件開拓する」といった数値目標を持たされました。

そりゃそうですよね。

ただ「頑張ります！」と言っても、「頑張る」のレベルや内容は、

人によって異なります。

なので、「頑張る」を具体的にするわけです。

いつまでに、何を、どういう計画で進めて、

その成果をどうやって測るのか？というのを明確にしないといけません。

で、もう少し言うと、その目標数値に対する”本気度”も

人それぞれ異なります。

その数値目標に対しての本気度は、

数値に現れるものではありません。

でも、その人の行動や言葉でわかるものです。

スピードや反応、考え方、根拠、付き合う人の変化、

出てくる言葉で、その人の本気度がわかりますよね。

「頑張ります！」と言った次の瞬間からリストアップを始める人もいれば、

先輩に教えを乞うて作戦を立てる人もいるし、

とりあえずまだ時間があるし、来週からやろうという人もいますし、

最小の時間で成果を出すにはどうしたらいいかを考える人もいます。

そうした行動から、本気度が見えて、

その人が目標を達成できるか否かの見当はつきます。

さて、あなたの本気度は、客観的に見て、どれくらいレベルでしょうか？

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