#818 ヨメとの小競り合いとコミュニケーションの関係。
みなさん、こんにちは。
昨日のブログに書いた藤田さんの著書ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメントを読み返していると、いつも何かしらの発見や気づきがあり、仕事はもちろん、3ノットな毎日の中のアクションでも活用できます。
さて、そんな中、3ノットライフの困りごとに、(ご家庭の状況によると思いますが)嫁からの無言のプレッシャーというものがあります。その根本的な原因は、「コミュニケーション不足で、相手の望むことや伝え方の理解が浅い。」というのがボクの結論です。
「それ、言ったじゃん!」から始まる小競り合い。
夫「あ、今日、飲んでくるね~。」
嫁「え?聞いてないけど!」
夫「先週言ったよ!聞いてないの?」
嫁「だって、予定カレンダーに書いてないじゃん!」
こういった会話から、家に不穏な空気が流れ、小競り合いが始まる場面はよく(?)あります。
夫からすると、自分は言ったのだから聞いていないお前が悪い、理解しない方が悪いと考えます。さらには、仕事なんだからいちいち怒らなくてもいいんじゃない?とイラッとします。
一方、ヨメからすると、言っていたとしても、カレンダーに書いていないし、言われたタイミングや状況を考えてもらわないと忘れてしまうのは仕方ないと思う訳です。
しかし、普段から雑談レベルの会話がたくさんあり、いろんな事情や相手が望むことを見出していれば、小競り合いは起きないし、そのリカバリーは難しくありません。
相手にどう伝えるかを考えているか。
仕事であるケース。
プロジェクトを進めるにあたり、Aさんのプランが良くて、効率的なのはわかるけど、いろんな事情で心情的に受け入れられないことがあります。
前に進めなくてはならないのはわかるけど、Aさんに言われると、検討をする以前に斜に構えて、つい否定的に反応をしてしまうといった感じです。総論はまあ賛成だけど、各論は反対というスタンスで議論をするので、プロジェクト全体を減速させる結果になります。
もちろん、論点を明確にして議論を戦わせることも必要です。こういった状況にAさんは、「周りの人は分かっていないな」という思考になりがちですが、Aさんが建設的な話し合いをするためには、関わる人たちの背景にあるものやそれぞれの性格を考えて、普段いろんな角度からコミュニケーションを取り、どのタイミングで、どう伝えるかはとても大切です。
コミュニケーションとは?
藤田さんの本でこういう内容がありました。(ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメントから抜粋。)
”単に情報をやりとりするここと、「コミュニケーション」は違います。コミュニケーションとは受け手によって決まるということです。相手がどう考えるか、感じるか、どんなことを期待しているかよりも、「これを伝える」「これだけは言わなければ」といった発想になりやすいのが現実ではないでしょうか。”
なるほど、仰るとおりです。
人は、相手がどう受け取るかより、自分が言いたいことを優先させてしまいます。それが悪い訳ではありませんが、その背景によっては、自分が望む方向へ進ませることができません。
前述のような3ノット的FIGHTに出くわしたら、「ごめん、ごめん、言ったつもりだった。今度、焼き肉でも御馳走するからさ。」と受け手の取りやすい言い方と嗜好を考慮したリカバリーをサラッとしたいものです。(自分は修行中。)
そのためにも普段から積極的にコミュニケーションをとって、相手の望むこと、受け入れやすい言い回しを考えることが大切ですね。
■近況報告■
今日は、情報収集と事業計画つくり。
1日1新:パソコン持ちこみ修理。
1D1A:作業タスク整理。
今日も一日感謝です。