自分の第一印象には気を付けるけど、相手を第一印象だけで決めない方が良い。
第一印象は大事です。
特に、自分の第一印象に気を遣うことは大事。
しかし、自分のこと以外は第一印象で全てを決めない方が良いです。
営業マンとして、新規開拓をしていた頃の話。
営業マンにとっては、第一印象はものすごく重要です。
時間をかけて、話をじっくり聞いて、付き合ってみたらものすごく良い人でも、
第一印象で悪いイメージを持たれてしまうと次が無いわけですから、
清潔感や元気なイメージを持ってもらえるように、
身だしなみや姿勢、言葉使いに気をつかっていました。
逆に、自分も相手のことを第一印象で判断することがあります。
その人の一部分を見て、それがすべてだと思い込み、
「あの人はダメだ」と評価することもあるわけです。
こんなことがありました。
その昔、新規開拓をしていた頃、リストアップをしていた会社を先輩に見せたら、
「この会社の担当者は、前にアプローチしたけどダメだったから、行ってもムダだよ。」
と言われました。
その真意は、
先輩が行って上手くいかなくて、ボクが行って上手くいったら立場がないからなのか、
親切心からなのかはわかりませんが、
先輩は一回だけの印象で、「アプローチしても無理だ」と判断しているわけです。
しかし、考えてみましょう。
一回訪問して断られたら、それがすべてなのでしょうか?
もしかしたら、担当者の機嫌がたまたま悪かったかもしれないし、
タイミングが悪かったからかもしれないし、
先輩の態度が悪かったのかもしれないわけです。
とすると、もう一回行ったら上手くいくかもしれないし、
もう二回行ったら上手くいくかもしれないし、
あと三回行ったら上手くいくかもしれないわけです。
結局、ボクはその後にその会社を訪問して、
たまたま担当者の方と会えて、たまたまタイミング良く案件をもらえたし、
たまたまその案件を受注につなげられました。
そう考えると、たった最初の第一印象だけで、すべてを決めるのは、
ものすごくもったいないことです。
第一印象は大切です。
さらには、一事が万事とも言われます。
だから、自分の印象には、細心の注意を払うべき。
しかし、相手に対しては、
第一印象がたまたま自分の物差しに合わなくても、
実はそれは相手のほんの一部分の可能性もあり、
別の角度からみれば魅力的な部分がたくさんあるかもしれないことを
頭のどこかで意識した方が良いと思います。
人もビジネスも、一部分ではなく、多面的に、
そしてズラして見ることは、可能性を広げますね。
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