ピカソの名言「30年と30秒」の意味。
世の中は、大きく変化しています。
なので、戦略も見直さないと生き残れません。
会社としては戦略無くして、生き残れるハズもなく、
戦略(=設計図)はものすごく重要です。
先日も戦略について、定期的にボスと共に考える機会がありました。
最近目にすることが多くなった
【DX(デジタルトランスフォーメーション)】を軸に、
あーだ、こーだとカタチに落とし込みました。
こうした戦略策定は、なかなか重たい仕事ですし、
時間がかかるものです。
しかし、打合せにかかった時間は、2時間弱。
その後、資料作成で3時間ほどかかりましたが、
それでも、合計5時間弱で完成。
この先10年の骨子が、
5時間弱でバチっと固まったんです。
個人的には、ものすごいスピード感だと思います。
で、ボスに聞いたんです。
「2時間弱で、ここまで完成度の高い戦略をつくれるのってスゴイっすね。」
と。
そしたら、サラッとこう言われたんです。
「10年前から考えているから、10年と2時間だな。」と。
ピカソも同じようなことを言っていましたよね。
こんなお話。
ピカソとある女性のやり取り。
ある日、ピカソがマーケットを歩いていると、1人の女性が彼を呼び止めました。彼女はピカソの大ファンだといい、用意した紙に「絵を書いてくれないか?」と尋ねます。その言葉に微笑みを浮かべ、ピカソは小さくも美しい絵を描き始めました。そして・・・「この絵の値段は100万ドルです」と女性に言い、絵を渡しました。それを聞いて驚いた女性は「この小さな絵を描くのに、あなたは『たった30秒』しかかかっていないではありませんか」と言葉を返します。その言葉を聞いたピカソは苦笑しながら「お嬢さん、それは違う。30年と30秒だ」と言います。
引用先:https://www.excite.co.jp/news/article/Heaaart_186885/
この女性に「30年と30秒だ」とピカソがいった真意は、30年と30秒の本当の意味とは確かにこの絵を描いた時間は30秒かもしれません。しかし、そこに至るまでにピカソは何十年と技術を磨き続けてきたのです。
ボスもこれと同じです。
その場の2時間弱の中の思い付きで、戦略をつくったわけではないんです。
日々の変化をとらえて、時代の流れをつかんで、
毎日毎日考えていて、その結果として2時間弱でそれをアウトプットしたわけです。
ボスの思考とボクの思考では、
深さ(解像度)と長さ(考えている期間)のレベルが違うわけです。
四六時中そのことばかりを考えているからこそ、
パッと言葉として出てくるわけですね。
自分もそうなりたいものです。
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