ピカソの名言「30年と30秒」の意味。

投稿者: | 2020年9月4日

ピカソの名言「30年と30秒」の意味。

世の中は、大きく変化しています。

なので、戦略も見直さないと生き残れません。

  

会社としては戦略無くして、生き残れるハズもなく、

戦略(=設計図)はものすごく重要です。

 

先日も戦略について、定期的にボスと共に考える機会がありました。

 

最近目にすることが多くなった

【DX(デジタルトランスフォーメーション)】を軸に、

あーだ、こーだとカタチに落とし込みました。

  

こうした戦略策定は、なかなか重たい仕事ですし、

時間がかかるものです。

 

しかし、打合せにかかった時間は、2時間弱。

  

その後、資料作成で3時間ほどかかりましたが、

それでも、合計5時間弱で完成。

  

この先10年の骨子が、

5時間弱でバチっと固まったんです。

  

個人的には、ものすごいスピード感だと思います。

  

で、ボスに聞いたんです。

「2時間弱で、ここまで完成度の高い戦略をつくれるのってスゴイっすね。」

と。

  

そしたら、サラッとこう言われたんです。

「10年前から考えているから、10年と2時間だな。」と。

  

ピカソも同じようなことを言っていましたよね。

こんなお話。

ピカソとある女性のやり取り。

ある日、ピカソがマーケットを歩いていると、1人の女性が彼を呼び止めました。彼女はピカソの大ファンだといい、用意した紙に「絵を書いてくれないか?」と尋ねます。その言葉に微笑みを浮かべ、ピカソは小さくも美しい絵を描き始めました。そして・・・「この絵の値段は100万ドルです」と女性に言い、絵を渡しました。それを聞いて驚いた女性は「この小さな絵を描くのに、あなたは『たった30秒』しかかかっていないではありませんか」と言葉を返します。その言葉を聞いたピカソは苦笑しながら「お嬢さん、それは違う。30年と30秒だ」と言います。
この女性に「30年と30秒だ」とピカソがいった真意は、30年と30秒の本当の意味とは確かにこの絵を描いた時間は30秒かもしれません。しかし、そこに至るまでにピカソは何十年と技術を磨き続けてきたのです。

引用先:https://www.excite.co.jp/news/article/Heaaart_186885/

  

ボスもこれと同じです。

  

その場の2時間弱の中の思い付きで、戦略をつくったわけではないんです。

  

日々の変化をとらえて、時代の流れをつかんで、

毎日毎日考えていて、その結果として2時間弱でそれをアウトプットしたわけです。

  

ボスの思考とボクの思考では、

深さ(解像度)と長さ(考えている期間)のレベルが違うわけです。

  

四六時中そのことばかりを考えているからこそ、

パッと言葉として出てくるわけですね。

  

自分もそうなりたいものです。

  

    

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