コーチングビジネスで自分の強みを活かした商品をつくる方法。
このシリーズは、複業サラリーマンでコーチ業をしている友人から「コーチングを学んでビジネスに挑戦しても、諦めてしまう人が多い」という現状を知り、事業会社で身につけたマーケティングの観点から、コーチの皆様が思い描くビジネスを実現させるための解決方法を提供しています。
前回のブログの続きです。
前回のブログはコレ。
前回のブログでは、
自分の強みをコーチングビジネスに活かすには、
SWOT分析を使う順番には気をつけた方がいいよ、
SWOT分析するより「誰?」を明確にした方がいいよ、
その「誰?」を明確にするためには【3C分析】が便利だよ、
マーケティング戦略をつくるときも、PEST→3C→SWOTの順番が定番だし、
ということを書きました。
ということで、「誰?」を考えるときには、
これもマーケティングの本やセミナーではおなじみ、
マッキンゼーの大前さんが考案した【3C分析】が便利です。
3C分析とは、 自社を取り巻く業界の環境分析のフレームワーク で、
市場環境(customer)、競合(competitor)、自社(company)の
三つの視点で考えようぜ!ってもの。
こう書かくと、ちょっと斜に構えてしまうかもしれませんが、
実は、ものすごくシンプルで使いやすいフレームワークで、
個人的には、3Cの切口は強みをつくるのに便利だと思っています。
では、スモールビジネスを組み立てるときに、
3C分析をどうやって使えばいいのでしょう?
まず、順序です。
最初に、自社(company)
次に、 市場環境(customer)
最後に、 競合(competitor)
の順序でやってみましょう。
まず、 自社(company) 。
これは、カンタンに言えば、”自分の棚卸”です。
スモールビジネスをつくるときに、
「自分の棚卸をしましょう!」とよく言われますよね。
それです。
自分のリソースを整理しましょう。
その整理の切口は、
自分の経験や知識、好きなこと、お金を使っていること、乗り越えたこと、
よく頼まれること、失敗したこと、人脈などといったものでOKです。
生まれてから今までを時系列で書き出していってもOKだし、
思いつくがままに書き出すでもOK。
とにかく書き出しましょう。
一人だと書き出せないのであれば、ボクがお付き合いします。
ここでひとつ注意。
棚卸だけで商品をつくろうとするケースをよく見ます。
なんちゃらコンサルと呼ばれる中には、
棚卸していきなり商品をつくろうとしますが、
強みを活かした商品はつくれませんのでご注意を。
次は、 市場環境(customer) 。
これは、顧客の困り事や悩みを書き出す作業です。
自分が顧客にしたい人は、どんな困り事を持っているのか?です。
マーケティングの基本は、「誰?」を決めることですが、
実は「誰?」ではなく、「誰のどんな困り事か?」を明確にしなければいけません。
そのために、暫定的でもいいので、「こういった人たち」を決めて、
その人たちの悩み事や困り事を書き出して、
それらが、 いつ、どこで、どんな場合に起きているかをリストにしてみましょう。
最後が、 競合(competitor) です。
顧客の困り事を書き出したら、
今現在、顧客はその困り事をどうやって解決しているのか?
解決するために、どんなサービスや商品を買っているのか?
それは、いくらくらいで、どんな業態なのか?
を書き出します。
そして、顧客が買っているものに対して、何か不満が無いかを考えます。
価格が高いとか、時間が限られているとか、使い勝手が悪いとか、
顧客が今利用している中での不満を書き出します。
さて、ここまですれば、あとはカンタン。
今現在、想定する顧客が困っているときに使っているもので、
不満に感じている部分について、
自分のリソースを使って解決できれば、
それが自分の強みであり、商品になります。
どうでしょう?
カンタンでしょ?
コーチングビジネスで商品がつくれない方は、ぜひ参考にしてください。
もし、やり方はわかったけど、一人じゃできないという方は、
ボクがお手伝いしますので、お気軽にお申込みください。
こちらからどうぞ!
では、また。
【なぜあなたのコーチングは売れないのか?シリーズ】
おたのしみに。
◆サラリーマン複業”ひとりビジネス”のサポートサービス◆
限定サービス提供中! 【メニュー】はこちら!
↓Kindleで本を出版してみました↓