中長期計画をつくっていたら、動きたくて仕方なくなった。
最近、会社で中長期計画なるもの考える機会がありました。
そういった計画をつくっていたときに、感じたこと。
中長期計画のつくり方には、2つのアプローチがあります。
ひとつは、今の延長線で考える方法。
こうした計画をつくろうとすると、
有名なSWOT分析、3C分析、5forceなど、
フレームワークを持ち出してきてくださるケースがほとんど。
現状の強み、弱み、これができていて、これだけのリソースがあるから、
10年後といえば、これくらいのことができるんじゃないかなぁといった感じ。
現実に沿って考えるわけですね。
積み上げの思考方法です。
もうひとつは、まずやりたいこと、在りたい姿を考える方法。
夢や希望から、妄想でも構いません。
とにかく、自分のやりたいこと、在りたい姿を考えます。
その姿から、現状とのギャップを洗い出して、
「こうしたらできるんじゃね?」、
「ああしたらイケるんじゃない?」、
と考えていくわけです。
よく言われる、逆算思考ってやつですね。
で、中長期計画を考えていて感じたのは、
会社コミュニティの付き合いしかない人ほど、
積み上げ思考の傾向が強いってことです。
逆に、社外のいろんな人との付き合いがある人や、
常に新しいビジネスと触れ合っている人は、
妄想するチカラが強いんです。
もちろん、どちらが良くて、どちらが悪いということではありません。
妄想力が強い人は、ものすごいビジョンを掲げられますが、
それをどうやって実現するかのロードマップをひくのは苦手だったりします。
そんなときは、積み上げ思考が強い人の出番。
現状と妄想をキチンと整理して、優先順位をつけて、
どういったカタチで進めるか、いつまでにどうするかを決めてくれます。
逆に、積み上げ思考の人だけだと、
現状を踏まえた計画だと、躍動感が生まれず、
実際に動く人の感情が揺さぶられないことが多いです。
何が言いたいかと言えば、
妄想して、逆算思考をしながら、積み上げ思考を組み合わせて、
みんなでワイワイやって、中長期計画をカタチにしていくのはおもしろいし、
それを実現させていくためにアレコレ動くことは、もっともっとおもしろい。
さっさと計画を作って、動き出したいものです。
◆サラリーマン複業”ひとりビジネス”のサポートサービス◆
限定サービス提供中! 【メニュー】はこちら!
↓Kindleで本を出版してみました↓