アメリカで初めて日本の自動車会社として現地生産を成し遂げたオジサン??
10年後を言語化して、具体的にイメージしていますか?
とある長期戦略策定に関わる仕事にアサインしていただきました。
企業の長期戦略というと、10年後くらいのイメージでしょうか。
10年後にどう在りたいか?
すべての基準になるミッション、ビジョンなるものをつくるわけですから、
答もないし、誰かが知っているわけでもない。
ひたすら自分たちに問いを立ててイチからつくっていく、
なかなかエキサイティングな仕事です。
とはいえ、ボクは戦略策定はド素人。
ビジョンのつくり方、長期戦略の策定方法といった本を読むも、
アカデミックな感じでどうも熱くなれない。
何からどうやって考えをつくればいいのやら。。
と困っていたときに、ある人のお話を聞く機会に恵まれました。
ある人とは、自動車業界では知らない人はいない人らしいです。
アメリカで日本の自動車会社として初めて現地生産を始めて、
高級車をつくったものすごい人らしいです。
ボクは自動車業界のことは全く知らないし、
「この前、ハーレーでコケちゃって骨折しちゃったよ~」
なんて言いながら、ギブスして腕を首からつるして、
笑顔で話しかけてくれるものすごく気さくなオッサン(失礼)なので、
そんなスゴイオーラは微塵も感じませんでした。。。
やはり、それくらいの人は、オーラを感じさせないんですね。
自分もそうなりたい!って強く思います。
で、その方から、
当時の構想段階の妄想企画書の直筆を見せていただきました。
アメリカで日本の自動車会社が初めて現地生産をしたことのスタートが、
その企画書にすべて書かれているんです。
しかも、当時はパワポなんてないですから、
鉛筆なめなめしながら書かれたわけで、
それを見た瞬間に当時の情熱と息遣いが聞こえてくるような気がしました。
その企画書から、ものすごいいろいろなことがあったそうで、
(そりゃそうですよね、アメリカで初の現地生産をするわけですから。。)
その話を聞いて、心から痺れました。
言葉にするのは難しいんですが、
どんな立派なコンサルのセミナーや、
わかりやすく書かれた経営戦略書よりも、
なんかこう熱みたいなものや当時の生々しさが伝わってきて、
「自分もこういう熱い仕事がしたい!」と強く思いました。
そして、その方にこう言われました。
ビジネスとは、人の心を動かすことだ。
戦略策定は、会社とそこに働く自分の存在理由を問う機会だ。
自分たちは、何を成し遂げたいのか?
会社で働く自分の存在意義を問おう。
そして、仕事をたのしくしよう。
ホント痺れます。
そして、そんな貴重な資料を見せていただき、心から感謝です。
サラリーマンって、良い印象を持たれないこともありますが、
サラリーマンだからこそできる仕事はたくさんあるし、
その仕事を通して自分を成長させられることもたくさんあります。
やっぱり、仕事っておもしろいですね。
そして、実はサラリーマンもおもしろいものです。
サラリーマンも楽しいし、自分のビジネスもおもしろい。
ある方にお会いして、そんなことを感じた自分でした。
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