コーチングビジネスがうまくいっている人のマネをしてもうまくいかない。

投稿者: | 2020年8月29日

コーチングビジネスがうまくいっている人のマネをしてもうまくいかない。

このシリーズは、複業サラリーマンでコーチ業をしている友人から「コーチングを学んでビジネスに挑戦しても、諦めてしまう人が多い」という現状を知り、事業会社で身につけたマーケティングの観点から、コーチの皆様が思い描くビジネスを実現させるための解決方法を提供しています。

  

コーチングビジネスを自分の描くカタチにするためには、

他のコーチの成功事例をマネするのがいいかもしれません。

  

成功しているコーチの人のマネといえば、

わかりやすいところで、

ブログをやって、メルマガをやって、

セミナーを定期的に開催して、クライアントを獲得して、

継続契約をしてもらうよう”表面的なこと”のイメージでしょうか。

  

それに加えて、本の出版や音声販売、オンラインサロンなど魅力的に見えて、

「それをマネすれば、成功できる!」と思うかもしれません。

  

そして、マーケティングのコンサルのような人は、

「これさえすれば、成功できます!」みたいな方法を紹介しています。

  

ただ、その方法をそのままやって、

あっという間にうまくいくことは、まずあり得ないしょう。

  

考えてみてください。

  

例えば、「モテたい!」と思っているところに、

「モテているキムタクをマネすればいい!」とコンサルに言われ、

「まずは髪型からマネしてみましょう!」と言われたとしましょう。

   

早速「キムタクの髪型にしてみよう!」と美容室に行って、  

勢いよく「キムタクになりたいので、キムタクのようにしてください!」

と美容師さんにお願いします。

  

ただ、ボクの髪質は、剛毛でテンパ。

さらに顔はデカいし、頭の形もカクカク。

  

そんな特徴を持ち合わせているのに、

髪型だけ無理やりキムタクにしても、

アンバランスでおかしいですよね。

  

なので、一流の美容師さんならば、

「あなたの特徴を考えると、こうした方が魅力的ですよ。」

とボクに合う髪型を提案して、一流の技で仕上げてくれるハズです。

  

そう、何事にも目的があり、その人の特徴があり、

それを理解したうえで、適切な髪型にする方が良いわけです。

 

    

ということで、

うまくいっている人を、そのままマネをするだけではうまくいきません。

  

  

ただ、「だからマネするのをやめましょう!」ということではありません。

  

マネをしようとすることは、とても大事ということです。

  

髪型の話でいけば、

マネをしようとしたことで、

新しい自分に合う髪型が手に入ったので、

それは前進であり、成功へ近付いたわけですからね。

  

  

改めて言うと、うまくいっている人をそのままマネをしても、

うまくいっている人と状況が異なるし、

特徴も異なるわけですから、

うまくいかないのが当たり前です。

  

そこで「うまくいかないから、や~めた」とするのではなく、  

うまくいっていることをもうひとつ、ふたつ深く因数分解をして、

自分に合うように組み立てることが必要だということです。

  

   

ちょっと長くなったので、また次回。  

【なぜあなたのコーチングは売れないのか?シリーズ】

おたのしみに。

  

  

    

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