定義がないと無駄が多くなり、無駄が多いのが嫌なので、ムズムズします。

投稿者: | 2020年8月22日

定義がないと無駄が多くなり、無駄が多いのが嫌なので、ムズムズします。

  

「ビジネスってなんだろ?」

「マーケティングってなんだろ?」

「集客ってなんだろ?」

といったことを考えることが多くなりました。

   

なぜかというと、

メンバーに仕事を依頼するときの精度を高めるためです。

 

今までは、「集客を強化しないといけないから、良しなに頼む!」と、

良い意味でも、悪い意味でもブン投げていました。

 

良い意味というのは、任された人が方針に則って、現状の文脈を理解し、

”集客”を定義して、自分で施策を考えられるのでチカラがつくという意味。

 

一方で悪い意味というのは、任された人が”集客”を独自に定義してしまい、

明後日の方向へ突き進んでしまい、無駄打ちが多くなります。

 

例えば、「”集客”を頼むわ」というのは、どういうことなのか?

 

”集客”というと、 「人を集めることでしょ?」と考える人が多いので、

「SNS広告を打たさせてください!」

「動画広告をしたいです!」

「チラシを撒きます!」

と言い出すことも少なくありません。

 

それらは、”集客”にとって有効かもしれませんが、

「そもそも”集客”って何のことだっけ?」を見直すことが大切です。

  

”集客”の定義は、人それぞれ、事業それぞれで違うかもしれませんが、

ボクの中では、【顧客リストに載せること】です。

 

そう、集客は「WEBサイトにアクセスを集めること」でもなく、

「ページビューを増やすこと」でもありません。

「顧客リストに顧客名を載せること」です。

 

そう定義しておくと、因数分解がしやすくなり、

課題が見つけやすく、施策を考えやすくなります。

 

どういうことかというと、

顧客リストに顧客名を載せることがゴールなので、

アプローチ数×CTR×CVRの式が成り立ちます。

100人にアプローチして、来店してくれる人が5人で、会員登録が1人といった具合です。

そうすると、100人にアプローチするのにいくらかかる?

来店する人を5人→10人にするためにデザインを変えてみたほうがいいかも?

会員登録1人→5人にするために、オファーを強化した方がいいかも?

といった具合で、より具体的に数字で考えられるので、確度が高くなっていきます。

で、そこからKPIと呼ばれる数値に落とし込めるわけです。

  

KPIに落とし込めれば、しめたもの。

その数字を改善するための方法を考えることができます。

そうすれば、今までの惰性でチラシを打ったり、

どこかの成功事例の表面的な部分だけをマネしてSNS広告に大金を投じることもなくなります。

  

定義があることでやることも明確になるし、

無駄打ちもなくなります。

  

今更ながら、その重要性をかみしめつつ、

「定義ってなんだっけ?」とわからなくなるとムズムズする体質になりました。

 

 

    

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