定義がないと無駄が多くなり、無駄が多いのが嫌なので、ムズムズします。
「ビジネスってなんだろ?」
「マーケティングってなんだろ?」
「集客ってなんだろ?」
といったことを考えることが多くなりました。
なぜかというと、
メンバーに仕事を依頼するときの精度を高めるためです。
今までは、「集客を強化しないといけないから、良しなに頼む!」と、
良い意味でも、悪い意味でもブン投げていました。
良い意味というのは、任された人が方針に則って、現状の文脈を理解し、
”集客”を定義して、自分で施策を考えられるのでチカラがつくという意味。
一方で悪い意味というのは、任された人が”集客”を独自に定義してしまい、
明後日の方向へ突き進んでしまい、無駄打ちが多くなります。
例えば、「”集客”を頼むわ」というのは、どういうことなのか?
”集客”というと、 「人を集めることでしょ?」と考える人が多いので、
「SNS広告を打たさせてください!」
「動画広告をしたいです!」
「チラシを撒きます!」
と言い出すことも少なくありません。
それらは、”集客”にとって有効かもしれませんが、
「そもそも”集客”って何のことだっけ?」を見直すことが大切です。
”集客”の定義は、人それぞれ、事業それぞれで違うかもしれませんが、
ボクの中では、【顧客リストに載せること】です。
そう、集客は「WEBサイトにアクセスを集めること」でもなく、
「ページビューを増やすこと」でもありません。
「顧客リストに顧客名を載せること」です。
そう定義しておくと、因数分解がしやすくなり、
課題が見つけやすく、施策を考えやすくなります。
どういうことかというと、
顧客リストに顧客名を載せることがゴールなので、
アプローチ数×CTR×CVRの式が成り立ちます。
100人にアプローチして、来店してくれる人が5人で、会員登録が1人といった具合です。
そうすると、100人にアプローチするのにいくらかかる?
来店する人を5人→10人にするためにデザインを変えてみたほうがいいかも?
会員登録1人→5人にするために、オファーを強化した方がいいかも?
といった具合で、より具体的に数字で考えられるので、確度が高くなっていきます。
で、そこからKPIと呼ばれる数値に落とし込めるわけです。
KPIに落とし込めれば、しめたもの。
その数字を改善するための方法を考えることができます。
そうすれば、今までの惰性でチラシを打ったり、
どこかの成功事例の表面的な部分だけをマネしてSNS広告に大金を投じることもなくなります。
定義があることでやることも明確になるし、
無駄打ちもなくなります。
今更ながら、その重要性をかみしめつつ、
「定義ってなんだっけ?」とわからなくなるとムズムズする体質になりました。
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