#814 形になってから進めるのではなく、進めるから形になる。
みなさん、こんにちは。
意識しているかいないかわかりませんが、「スケジュールを完璧に立てないと、進められない。」と言う人がいます。スケジュールは変わるものだから、完璧なものなどありません。ササッとやればいい話です。
そんなことを思っている今日この頃です。
議論を重ねてから進めたいAさん。
一緒にプロジェクトを進めているキャリアもあっていろんな知識もあるAさん。会社からのいろんな要求に応えながら、いろんなことを進めなくてはいけない状況ですが、なかなか思うように進みません。
責任感が強いというのはとてもいいことですが、責任感が強い故に自分で納得いくまで考えて、計画の段階で100%に近い形にしないと進まないのでは、ちょっと困ったものです。
完璧な人など世の中にはいません。
計画を立てた時点で完璧でも、世の中は絶えず動いているのですぐに完璧ではなくなります。
とりあえず進めるBさん。
一方、途中からプロジェクトに関わったBさんの場合は、計画の5割程度で目処が立てば、とりあえずGOサインを出します。
Aさんからすると、とても無責任に見えるかもしれません。もっとしっかりと議論を重ねて、計画を立ててから進めないと、もし何かあったときに責任問題になる訳ですから。
しかし、最低限のリスクを考え、転んだ時に何とかする担保を持ちつつ、進めてしまうことが大切です。リリースしてしまえば、関わっている人たちは文句を言いながらもやらざるを得なくなりますし。
成果が出やすいのはどちらでしょう。
どちらの方が成果が出やすいかと言えば、Bさんの方です。
Aさんは、自分で何とかしないと気が済まなく、自分が誰よりも優れていなくてはいけないと思い込み、決めたゴールに向かってすべてを管理をしたいタイプです。
Bさんは、とりあえず勢いで進めてしまって、自分が不十分なことを自覚しているので、周りに協力を仰ぎながら助けてもらい、いろんな知恵を出し合ってもらうタイプです。
ここで大切なのは、進めるから形になるのであって、形にしてから進めるのではないということです。走れるからフルマラソンに出るのではなく、フルマラソンに出るから走るのと同じですね。
★近況報告★
今日は、息子のサッカー応援。一回戦負けのチームが、子供より親が緊張するPKの末、ついに区内ベスト8に駒を進めました!
1日1新:ヘビパン。
1D1A:事業計画書作成。
今日も一日感謝です。