勤勉だけど無能なタイプは、かえって周りに迷惑をかける。
今はでこそ、チームを預かり、部下を持って仕事をさせていただいている自分ですが、
その昔は、仕事のできないヤツ代表だったわけで。。。
そんなボクも部下を持ってみて仕事を一緒にしていると、
1つ伝えたら、10まで理解するような”デキる人”もいれば、
「もうちょっとこうしたら良いのにな。。」という人もいます。
先日、経営者の友人と「仕事がデキるヤツ」の話をしていて、
こんなメモ書きで話が盛り上がりました。
こんなメモです。
縦軸に、有能/無能。
横軸に、サボり癖/勤勉(一生懸命)。
ととったマトリクス。
この中で、一番仕事ができるのは、①の象限。
有能で、一生懸命ならば、めちゃくちゃ素晴らしいですよね。
自分もこうでありたかった。。。
しかし、実際に仕事で一番成果を出すのは、②の象限の人。
有能で、サボり癖のある場合は、一見ダメそうに見えますが、
実は、いかに楽して成果を出すかを徹底して考える、
つまりは、ビジネスの基本がわかっているんですね。
そして、次に来るのが③。
能力は低いけど、勤勉で頑張り屋さん。
「その人なりに頑張っているから」という理由で、良さそうに見えるけど、
実は仕事をするときは、このタイプが一番困ります。
なぜなら、能力は高くないけど、一生懸命自分で何とかしようと考えて、
ちょっとトンチンカンなことを始めてしまい、
自分で頑張ることが良いことだと勘違いし、
トンチンカンな方向へ突き進み、成果が上がらないのはもちろん、
余計な仕事を増やしてしまうからです。
なので、言い方は悪いですが、実は④のほうがマシです。
能力が低くて、サボり癖があるならば、
作業を頼んで、手を抜けないようにキチンと仕組みをつくって管理をしておけば、
必要以上のことはやらないし、一定のことはできるので、余計な仕事を増やすことはありません。
なので、仕事を上では、②>①>④>③が正しいのではないかと思う次第で。
ただ、③の人も素直に周りの言うことに耳を傾けて、
自分の行動を修正していけば、もともと行動量はあるので、大きく成長します。
その昔、④だった自分は「頑張ろう!」と思って、自分で何とかしようとして、
メチャメチャ動く無能な③の象限。。。
かえって周りの人に迷惑ばかりかけたわけです。
さて、あなたはどの象限のタイプでしょう?
時には、客観的に自分を見てみることも大事です。
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