資料をつくることは、
仕事ではないのか?。
資料をつくるのは、仕事なのでしょうか?
先日、友人からこんな話を聞きました。
「この前さ、資料を一生懸命つくっている人に、
「資料をつくるのは、仕事ではないんだよ。」と言ったら、
ムスッとされた。。」と。
その経緯は、こんな感じだったそう。
仮に、資料をつくっていた人をAさんとしましょう。
Aさんの上司が現状を把握するために、
とある数字を教えてほしいと、Aさんにお願いしました。
細かい数字や100%正確な内容が欲しいわけではなく、
ザックリと全体感をつかむための数字が欲しかったそうで。
Aさんは、その数字がわからなかったので、
わかりやすく伝えようと資料を作成し始めましたが、うまく作れず。
結局、その資料を作成するのに、結局1週間以上費やし、
資料をお願いした上司も、頼んだことすら忘れていたそうで。。。
それを見た友人が、先の指摘をしたわけです。
一生懸命に資料をつくっていたAさんからしたら、
ムッとする気持ちもわかります。
ただ、その上司は、とある判断をするために、
ザックリの全体感をつかむための数字が知りたかっただけ。
「構成比は、32.651%です」みたいな細かい数字が欲しいわけではなく、
「だいたい30%くらいです。」でよかったわけです。
もちろん、Aさんが悪いわけではありませんが、
相手が求めているものを理解して、
それに見合った内容の数字をサクッと伝えることが大事だったんです。
資料は、それを使って何かをするためのものです。
普段の仕事では、精緻な数字が求められることは少なく、
全体感や傾向がつかめればいいわけです。
練習のための練習をしているようなものですね。
「社内的な資料の作成に時間をかけることよりも、
お客さまに提供する価値を上げるためにどうするか、
それを考えて、行動することが仕事だよ。」
と友人は言いたかったわけです。
時間は有限なので、時間の使い方はキチンと考えたいものです。
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