頼んだ仕事ができない部下への仕事の伝え方を考えてみた。

投稿者: | 2020年7月10日

頼んだ仕事ができない部下への
仕事の伝え方を考えてみた。

先日、経営者の友人との雑談をしていたら、

「部下に何回言っても伝わらないんだよね。」

という話が出ました。

 

「どういうこと?」と聞くと、

「いやさ、部下に仕事を頼んだんだけど、
ホウレンソウはないし、途中報告もないし、
アウトプットは求めていたものと違うし、
指示が悪いから、とオレのせいにするんだよね。」と。

その部下のことはよくわかりませんし、
頼んだ仕事の内容がわかりませんが、
ホウレンソウや途中報告をしないのは、ちょっと困りますが、
少なくともその部下は、上司を困らせようとは思っていないはず。

一方で、実は上司のボクの友人にも原因があって、
アウトプットが悪いのは、伝え方が悪いかったのかもしれません。

 

ということで、上手な伝え方のポイントをば。

まずは、目的と前提の確認。

目的の確認したうえで、
相手の前提となる経験や知識を確認する、
もしくは推し量ってあげることが大切です。

次に、範囲の提示。

お願いする仕事は、どんな内容で、
どういった範囲で、どんなアウトプットがほしいか、
それを明確に提示します。

そして、組み立て方の確認。

相手がわかりやすいように、
伝える順番や展開を工夫して、
その仕事の組み立て方を伝えます。

さらに、情報量とスピードの調整。

わーっと一気に伝えると消化不良を起こします。
相手が理解できる情報量とスピードを調整することが
大切です。

さらにさらに、言葉の選択。

伝える際に使う言葉は、相手が理解できるかも重要。
シンプルかつわかりやすく伝えることが大事です。

最後に、キチンとケアする。

お願いした仕事に対して、
「大丈夫?」「問題ない?」と声をかけたり、
問題があればフォローしてあげることが大事です。

 

友人からすると、
「そこまで気をつかうの??」とも言っていました。

が、そこまで気をつかうことで、
自分にとっても、いろいろなことに気が付くことができて、
良い学びになると思います。

さて、あなたの伝え方は大丈夫ですか?

ボク自身も見直してみようと思います。

 

 

  

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