デジタルマーケティングは、
三現主義の上に成り立つ。
事件は会議室で起こっているんじゃない!
現場で起こっているんだ!ということ。
最近、【三現主義】という言葉を知りました。
物流用語らしいのですが、
ビジネスで基本となる考え方です。
【三現主義】とは、
現場
現実
現物
の3つの【現】をとったもの。
何か問題が起こった時に、
机上や会議室で考えるのではなく、
現場に行って、現物を見て、現実を把握しないと、
キチンと解決できないよ!ってことです。
青島サンで言い換えると、
「事件は会議室で起こっているんじゃない!
現場で起こっているんだ!」
ということです。
これ、当たり前なんですよね。
ボクは、マーケティング部で、主にEC事業をみています。
こういうとよくイメージされるのは、
涼しい部屋で、数字を見て、あーだこーだと仮説を立てたり、
データを分析して、課題を抽出したりするんでしょ?
みたいなイメージを持たれることが多いです。
しかし、実際は物流の現場に行って、
パートやアルバイトの方々と一緒に梱包作業をしたりします。
もちろん数字を見れば、
どの商品が、どれだけ売れていて、
こんなお客さま、あんなお客さまが買ってくれている、
というのは、理解できます。
しかし、現場に行って、注文内容の商品の組み合わせを、
現物を見て梱包して、送り先の住所や店舗名を見ると、
よりお客様のイメージが沸いて、アイデアが浮かびます。
「ああ、この商品とこの商品を、こうやって組み合わせて
使っていただいているんだ」とか、
「このお店が、なんでこの商品を注文してくれているんだ?」とか、
「この商品は、梱包するときに注意しないと、
壊れやすいから、運用できちんと注意させないと」とか、
数字やデータだけでは見えない、
注文の行間が現場にはあります。
デジタルマーケティング界隈の人には、
テクニカルなことや小手先ばかりを言う方が多いですが、
立派なことを言う前に、
「現場で現物を見たことあるの?」
「現場で、作業したことあるの?」
と思うわけで。
で、現場の大切さを表現した【三現主義】という言葉が、
個人的にとてもしっくりきた次第です。
デジタルマーケティングは、【三現主義】上に成り立つ。
これがボクの結論です。
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