アナログ思考のボクがデジタルの考え方に感服している理由。。
ボクは、体育会系の文系。仕事も気合、根性、元気があれば何とかなると思っていましたし、現に営業の仕事をしていたときは、周りの人のおかげもあって、何とかなっていました(いたような気がする)。
そこから、ECを入口にして、デジタルの世界へ入り、そこからマーケティングの世界へ入りました。
【アナログ】→【デジタル】→【デジタル×アナログ】といった感じで、思考の型が出来上がってきたイメージです。
ただ、グレーゾーンをうまくハンドリングする営業の仕事が多かったので、アナログの考え方がベースになっています。
そんなボクが、システムを改修したり、構築するときにいつも思うのが、システム屋さんってスゴイな~と思うことがあります。
それは、何でも決めきること。
当たり前と言えば、当たり前のことなんですが、、、
アナログ、気合、根性、元気で乗り切ってきたボクには、その感覚がとても勉強になりました。
例えば、要件定義。
システムをつくる上で、どうシステム化するのか?を決めるもので、「こんな感じのものが欲しいんだよね~」という要求を、目的や業務のフローを明確にしてキッチリとした要件に落とすものです。いわば、システムの土台ですね。
なので、「良しなに頼むわ」というわけにはいきません。
いつまでに、誰が、どうやって決めるのか。データも、いつ、どこからどこに、どういう形で、どうやって渡すのか、もしエラーになったらこうやって知らせるかなどをすべて明確に決めきるわけです。
システムをつくる方々からしたら、当たり前のことなんですね。
これ、最初はちょっと戸惑いました。。
営業だと、ふんわりグレーな部分が多分にあります。
「みなまで言わなくても、理解しろよ」「そんなの気が付かないお前が悪い」「あの人が言うなら仕方ないし、指摘もできない」みたいな部分があって、そこをどうハンドリングするかみたいな部分が多々ありました。
売上という結果さえ良ければ、極端な話、何をどうやっても良いわけで、そのプロセスはデジタル化はしにくく、逆に気合、根性、元気で何とかなる部分があるんです。
システムでは、そんなわけにはいきません。
なので、すべてを言語化して、明確にして、決めきらないといけません。
当たり前ですが、曖昧にしていては、システムは作れないんですね。
今もシステム構築に関わっていますが、そんなことを考えながら、目的や求める成果、機能や業務フロー、データの持ち方などなど、すべてを言語化しようとしつつ、その難しさを感じています。
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