家庭でも仕事でも、意見が対立したときは三角錐をイメージしよう。
仕事でも、家庭でも、日々の生活の中で意見の相違や対立があります。
そんなときに、どうやってアプローチするのか?
先日、友人の伊藤さんから「三角錐」の話を聞いて、対立構造になったときにイメージをして、アプローチするようになりました。
その「三角錐」の話とは?
例えば、家庭で旅行の計画を立てようという場面。
ボクは「やっぱ、海だよね。釣りもできるし、泳げるし、最高だよね。」と提案すると、ヨメは「いやいや、山でしょ。山の自然の空気を吸って、温泉でも入ってゆっくりしたい!」
我が家の場合はパワーバランスがあるので、対立するまでもなく決定しますから例外かもしれませんが、多くの場合は、ここでちょっとした小競り合いが始まり、時には夫婦喧嘩にまで発展することがあるかもしれません。
そんなときの解決のアプローチのひとつとして「三角錐」を使います。
「三角錐」は、ご存じの通り、こんな形です。
こんな錐体を頭において、頂点に【目的】、真ん中ら辺に【目標】、底面に【行動】をイメージします。
そして、意見の相違は、どこのレベルで起こっているかを考えます。
この家族の夏休み旅行問題でいくと、「山に行くか?海に行くか?」は【目標】のところの話であり、ボクもヨメも「家族の時間を大切にしたい」という【目的】があるわけです。
お互いに同じ【目的】のレベルでは同じ考えを持っているけど、それを達成するための【目標】のレベルの選択が違うだけ。
言い換えると、目的は一緒だけど、手段がちょっとだけ違うだけなんです。
そう考えると、「ああ、お互いに目的を達成するために、一生懸命考えているんだな」と気持ちが落ち着くことができる感じがあります。
落ち着くことができると、解決へのアプローチがしやすくなり、お互いの考えを生かしつつ、新たな選択肢を取ることもできます。
意見が対立して、感情的になってしまいそうになったら「三角錐」をイメージすることが有効です。
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