人はバランスを崩すから、前に進める。
バランスを崩さなければ、前には進めません。
世の中は大きく変わり、自分たちの事業を取り巻く環境も大きく変わったので、自分のチームを進化させようと試行錯誤しています。
そんなときに、「人はバランスを崩さなければ、前に進めない」という話が頭に浮かびました。
人は、歩くとき、走るときに必ず断続的にバランスを崩しては、安定させる動作を繰り返しています。
右足を前に出して、右足に体重が移動させていき、その体重を浮かせた左足に移しつつ前に出すと、左足を着地をさせないと転んでしまいます。なので、安定させるために、バランスを再びとるという作業を繰り返すことで、歩いて前に進めるわけです。
逆に、両足をビタッと地面につけて、ずっと安定している状態だったら、そこから動くことはできません。
普段歩いているときに、そんなことは気にしていませんが、言われてみればそりゃそうだよね、って話です。
これ、会社組織やチームにも同じことが言えます。
決まった仕事を、いつもの通り、いつものやり方でキチンとこなすことも大事です。
ただ、事業を取り巻く環境が変わったら、自分たちの安定した状態を保とうとするのではなく、自らバランスを崩して、環境に適応させていかなければいけません。
チームを動かすときに、バランスを崩して、安定を崩されることに拒否反応をするグループもいますが、そうしたところとの衝突や対立も含めて”バランスを崩す”ということであり、短期的に見たら大変ですが、それがより良い未来につながっていくのだと思います。
「雨降って、地固まる」ですね。
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