#808 ボクがモノやサービスを売るときに気をつけていること。
みなさん、こんにちは。
”強みや弱み”を棚卸することはよくあります。会社の強みなら、「商品数が多い」「安い」「開発力」など、いろいろあると思います。
営業は、会社の強みと自分個人の強みを掛け合わせて仕事をする訳です。弱みは捨てていいのかといえばそんなことはなく、「いくら弱みと言えど、ここはハズせないよね~と」いうことがあります。
さて、それはなんでしょう?
わかりやすいか?
自分たちのサービスやプロダクトは、自分たちが一番よく知っていると考えます。
しかし、一番知っている自分たちが説明をしても、ユーザーからしてみると「???」となり、わかりにくいことはたくさんあります。
提供している本人たちは、当然ながらいろんなことを知っていますからわかりますが、ユーザーからしてみたらほんの一部分しか見えないし、そのいろんな背景や部分的なことは全く知らないわけです。
子供やおじいちゃんおばあちゃんでもわかるか?
先日、中華料理屋さんに行くとオススメランチで「宮保鶏丁」というのがありました。
「は??宮保鶏丁(ミヤホトリチョウ??)」
中華料理のお店の人からしたら、宮保鶏丁(ゴンバオジーディンと読む)なんて、説明しなくてもわかるし、もしかするとこんな当たり前のことを説明することは、お客様を小馬鹿にしてしまうかもしれないかと思っているかもしれません。
ここで思うのは、料理名と説明と写真が入っているメニュー帳があれば、お客様はすぐに理解できますし、いちいち店員さんが聞かれることはなくなります。
写真があれば、子どもでも、おじいちゃん、おばあちゃんでもイメージができます。それくらいわかりやすくすることが大切です。
ちなみに宮保鶏丁(ゴンバオジーディン)は、鶏肉とピーナッツと鷹の爪の炒め物です。個人的にとても好きです。
”わかりやすい”は、強みになりえる要素。
いくら中華料理を作るが上手でも、看板やメニューはもちろん、料金体系やサービス内容がユーザーにとってわかりにくいものであれば、きっと選ばれることはありません。
同じようなサービスでも、”わかりやすさ”で差がつくことがあります。
サービス内容は上でも、ややこし過ぎて理解がしづらくて、わかりやすい方へ流れてしまうこともよくあります。それは商品やサービスでも同じですが、担当者としての人でも同じです。「コイツ、わけわからんな。。。」という人には頼みにくいです。
英語を知らない日本人に英語で一生懸命説明しても、買う人はいないでしょう。
人は、自分がわからないこと、イメージできないことを買うことはありません。
ボクは、できるだけ素人目線で自分の会社のサービスを見て、発言をするようにしています。社内からは、「そんなこともわからないの???」と言われますが、それは戦略的にわかっていてもわからないフリをするようにしています。
会社や個人にとって、相手から見て”わかりやすい”というのは、とても重要な強みであるけど、つい疎かにになりがちなことです。
日々、”わかりやすいか”という視点に気をつけたいものです。
★近況報告★
今日は、2つのMTGと来客対応。
1D1A:サイト構成検討。
今日も一日感謝です。