【マーケ部勉強会】オリジナルで勝負するために、眉間にしわを寄せて考えるなんて、無駄なことはしない。

投稿者: | 2020年6月2日

【マーケ部勉強会】オリジナルで勝負するために、眉間にしわを寄せて考えるなんて、無駄なことをしていませんよね。

ビジネスは、マネから始まります。

「マネなんて嫌だ!オリジナルで勝負したい!」なんて言っている人は、ちょっと考えなおしたほうがいいかもしれません。

 

販促の製作物をつくる会社の友人から、とある出来事を聞きました。

彼の会社にいるAさんは、管理部門から販促の部署に異動してきて、営業や販売の仕事をしたことがないけれども、頭は良くて、仕事を覚えるのも早く、早速とある会社のや販促メルマガを担当することになりました。

そこで、自分なりにメルマガを作成して彼に確認をお願いしにきたときのこと。

彼は、ダメ出しをしたんです。ただ、自分で考えさせようと具体的なことを言わなかったそうで。

するとAさんは、「じゃあ、具体的にどうしたらいいですか?」と。

そりゃそうですよね、ダメ出しするならば、具体的にどこがダメなのか教えてもらいと思います。

しかし、彼は「それを考えるのも仕事だし、自分で考えるから血肉になる」と考えて教えなかったそうです。

そのとき、Aさんはどうしたでしょう?

何で具体的に教えてくれないの?と、ふてくされてしまったでしょうか?

それとも、自分で何とか知恵を絞りだして考えたでしょうか?

正解は、どちらでもありません。

Aさんは、自分のところに届くメルマガをマネして、翌日に5つの案をつくって提出してきたそうです。

どうやら、自分のところに届いているメルマガをとりあえずすべて書き出して、自分の心が動いた個所を抜粋して、自分なりに組み立ててみて、一つだとまたダメ出しをくらうかもしれないから、5つのメルマガ案を作って、正解に近いパターンを見出そうとしたそうです。

なるほど、Aさん、自分のオリジナルで何とかしようとするわけではなく、うまくいっているメルマガをリサーチして、いいところを抽出して、そこをマネして、いろいろな成功要因と思える部分を掛け合わせて、結果的にオリジナリティを感じさせる仕上がりにする。

なんだかズルいようにも見えますが、ビジネスではこれが正解をつくる一番の方法だと思います。

ゼロからオリジナルでやろうなんて思ったら、すぐに日が暮れてしまいます。

そのためにも、日常の生活の中で、消費者と提供者の両方に体を入れ替えて、いろいろなアイデアを蓄積しておきたいものです。

 

 

 

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