【マーケ部勉強会】施策を打つとは、どういうことかを分解する。
マーケティング活動において、「施策を打とう!」ということはよくあります。
改めて、施策を打つとはどういうことなのでしょう?
売上が悪いとき、「施策を打て~」みたいな号令がかかることもあると思います。
施策とは、何のために、どういうことをやればいいのでしょう?
売上が悪いときの施策と言えば、セールをやったり、チラシを巻いたり、今までやっていたからという理由で惰性的に行う施策も多いと思います。
それが、本当自分たちの望む結果につながる効果があればいいのですが、盲目的に行った施策で、効果もなく、無駄遣いに終わったら、目も当てられません。
施策というのは、基本的には、マーケティングファネルでいうところ、次のフェーズに進めるためにするものです。
例えば、ECで言えば、マーケティングのファネル的な考えでザックリ言うと、集客→LP→会員登録→購入→リピート訪問→リピート購入というフェーズがあります。
そして、集客→LPに進めるための施策と、購入→リピート訪問の施策は異なるわけです。
実店舗においても同じです。
なので、盲目的にチラシを撒いて、セールをすれば有効な施策というわけではなく、もう少し考える必要があります。
ECの例でいけば、集客→LPに進んでもらうためにはどうしたら良いか、購入→リピート訪問に進んでもらうためにはどうしたら良いかなど、”→”の部分で次のフェーズに進んでもらうために施策を打つわけです。
なんでこんなことを思ったかと言えば、生き残るのが大変な美容院マーケットで、リピーターばかりで予約が取りにくい 娘がいく美容院の施策をみて、「なるほど、上手だな」と思ったわけで。
その美容院は、新規のお客様に スタンプカードや次回使えるクーポンを渡すのではなく、次回の予約をしたら割引される施策をされています。
言われてみれば、大したことはありませんが、髪の毛を切るときに、伸びたら切る人が多いんですが、予約をすることで自分の髪の状態を意識せずとも定期的に手入れができて、お客様の髪に対する意識も変わるし、その結果物販でのシャンプーなども売れるようになるし、ほぼほぼリピーターになっていくそうです。
なので、この美容院は、集客→来店にはお金をあまりかけずに、リピート訪問の施策にお金をかけているわけですね。
そんな感じで、マーケティングファネルにおいて、次のフェーズに進めるためにどんな施策が有効なのかを分解して考えてみると、いろいろなアイデアが浮かぶかもしれません。
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