働き方改革が一気に進むけど、その前に考えたほうが良いこと。
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、”働き方改革”は大切ですが、その前に「その環境で、あなたはどんな仕事ができるのか?」が抜けている人が多いかもしれません。
この状況で、働き方は大きく変わりました。
先日、経営者の友人と話していた時のこと。
この状況下で”働き方改革”が必要になり、在宅勤務や時差出勤を取り入れたそうです。
コロナ禍の前のように、決まった時間でオフィスに来て、上司や同僚ががいる環境下では周りから見られていることもあり、否応なしに生産性を高めなければならない意識が働きます。
これがテレワークになると、周りから見られている環境下ではありませんので、ダラケようとと思えばいくらでもダラダラできるし、休憩はし放題だし、お菓子やコーヒーだって飲み放題だし、通勤時間が無いので時間的にもゆとりがあるわけです。
その環境下で、仕事の生産性に大きな差が出ると友人は言います。
ある人は、環境が変わったから、今までの運用ができないから、あれがない、これがない、「だから、仕事の進捗が遅れます。」さも当たり前のように言い、さらに浮いた通勤時間を第四領域に費やすらしく。
そういったことも「まあ、仕方ないよな」と思っていると、一方では環境が変わったから、その環境に対応できるように「運用しやすいルールに変更してほしい」「こういう風に進めさせてください」、通勤時間が浮いた分でスキルを上げる人もいるそうです。
そして、友人はこう言います。
「この状況下で、自分を律する人と律せられない人の差は、この後、ものすごく大きな差になって表れるよね。」と。
たしかに、そうですよね。
もちろん、人それぞれの考え方なので、どちら良い悪いではありません。
ただ、当たり前ですが、後者の人のほうが、いろいろな環境に柔軟に対応できるので安心して仕事を任せられるし、自分で状況を切り開くから成長するから、前者の人との差はものすごく大きく開きます。
”働き方改革”で多様で柔軟な働き方を選択できるのはいいけど、その環境で自分を律せられない人は堕落していきます。
なので、”働き方改革”の前に自分で選択した環境下、または与えられた状況下で、 どんな仕事ができて、 自分のパフォーマンスを上げるためにどう動くのかをキチンと考えて、行動できること大事だと思った次第です。
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